【K-1】ハイスピードコンビネーションの使い手アブドゥラマン「スタイルを気に入ってもらいたい」
11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~』。
同トーナメントに出場するモー・アブドゥラマン(22=南アフリカ)が、10月31日(水)都内にて公開練習を行った。アブドゥラマンは1回戦で左右田泰臣(30=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と対戦する。
公開練習でアブドゥラマンは、技と技の間隔が驚くほど少ない高速コンビネーションのミット打ちを披露。「ああいう練習を常にしているから、あの動きを一晩中やることも出来るよ。あのスピードで攻撃を繰り返していくのが我々のスタイルなので、ファンは気に入ってくれると思う」と、所属するLook Boraiジム独特のスタイルだと説明した。
Look Boraiジムはタイのムエタイジムで、80年代後半から90年代に活躍したムエタイのスーパースター、ペッダム・ルークボーライが所属していたジム。同じジム所属でルンピニースタジアムのライト級王者だったというサンハーがイギリスにジムをオープンし、アブドゥラマンのコーチがそのジムでムエタイを学んだ。
アブドゥラマンは180cmの長身を生かし、ヒザ蹴りが武器。ムエタイルールでタイ人にも勝利し、戦績は30勝(16KO)9敗だというが「僕は子どもの頃からK-1を見て育った。格闘技を始めるきっかけになったのがK-1だ。ヘビー級のピーター・アーツ、アーネスト・ホースト、レミー・ボンヤスキー、バダ・ハリが好きだったけれど、ブアカーオも大好きだった。ムエタイがバックボーンで大勢の選手をなぎ倒していたからね」と、K-1に憧れを抱いていたという。
「今回K-1に参戦出来て夢が叶った。まるで月まで飛んで行った気分だよ。人生の中で最高なくらい仕上がっている。これまでで一番きついトレーニングをしてきた」とやる気満々なところを見せる。
得意のヒザ蹴りに関しては「その中でも飛びヒザ蹴りが最も自信がある。飛びヒザをやると観客が盛り上がるからね。僕は観客が盛り上がることを重要視しているんだ」と、“魅せる”ことにこだわりがあるようだ。
「僕のファイトスタイルを楽しんでもらうことが一番だ。同じ南アフリカ出身のマイク・ベルナルドのように有名な選手になりたい。イギリスからはるばるとこのファイトスタイルを日本のファンに見せに来たんだ。気に入ってもらいたいね」とアピールする。
1回戦で対戦する左右田については「タフで強い。身長は同じくらいだね。彼を想定した相手とのスパーリングを重ねてきた」と言い、左右田が普段はマスクを着用していることについては「知っているよ。彼がマスクを被っているのは負けるのが怖くて顔を隠しているんだろう」と笑った。
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