【山本KIDお別れ会】決勝戦争った須藤元気「来世で戦ったら今度は負けませんよ」
11月4日(日)東京・青山葬儀場にて、9月16日に41歳6カ月でがんのため逝去した『山本“KID”徳郁お別れの会』が執り行われた。11時から行われた第1部(第2部はファン)には多くの関係者・選手が献花に訪れた。
2005年大みそかに行われた『K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!』で、KIDと「HERO’S 2005ミドル級世界最強王者決定トーナメント」の決勝戦を争った須藤元気(40)は「僕と戦って勝っている(1R4分39秒、KIDのKO勝ち)ので、病気にも勝って欲しかったですが残念です」と故人を悼んだ。
「トーナメントの決勝でKIDさんに負けて悔しい想いもありますが、一緒に戦ってきた仲間です。こんなに格闘技の仲間が一堂に集まるのは、僕が引退してから11年ですが初めてです。KIDさんの人柄ですね」
最後にKIDと会ったのは2年前だと言い、「僕は今大学でレスリング部の監督をやっていて、レスリングの会場でお会いしました。病気になっているとは思わなかったです。いつも通りのKIDさんでした。強い人ですからね。そういうところ(弱くなっている姿)は見せなかった」と、KIDは普段通り振る舞っていたと話す。
「病気のことはニュースで見て驚きました。まさかこんなに早く亡くなられるとは思わなかったです」と訃報に驚いたという。
KIDへのメッセージを求められると「KIDさんは湿っぽいのが好きではないと思うので、“ありがとう”と言いたいです。来世でまた戦うかどうか分からないけれど、今度は負けませんよって言いたいです。本当にKIDさん、ありがとうという気持ちです」と答えた。
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