【山本KIDお別れ会】堀口恭司、師匠KIDに「これからも見守っていてください」
11月4日(日)東京・青山葬儀場にて、9月16日に41歳6カ月でがんのため逝去した『山本“KID”徳郁お別れの会』が執り行われた。11時から行われた第1部(第2部はファン)には多くの関係者・選手が献花に訪れた。
高校卒業と同時にKRAZY BEEへ入門し、内弟子となった堀口恭司(28)。KIDの指導を受けて2010年5月に修斗でプロデビューすると、その後はUFC、RIZINとMMA(総合格闘技)のトップシーンで活躍を続けている。
「自分も小さいし、KIDさんの試合を見てこういうスタイルなら自分にも出来ると思ってKRAZY BEEを選びました。KIDさんに初めて会った時に、内弟子にしてくださいと言ったら『いいよ』って一瞬で決まって、『明日から荷物を持って来いよ』と言われてビックリしましたね。心の広い人でした」と、KIDとの出会いを振り返る堀口。
「最初は練習でめちゃくちゃぶっ飛ばされましたね。試合前にアドバイスを求めると、いつも『全然大丈夫。恭司なら平気』と。そんな感じでしたね」との思い出を語り、「KRAZY BEEを辞めてアメリカに行く時は『俺も行きたいよ。一緒に行こうよ』と言われました。アメリカにいる時に電話で『俺もそっちに練習に行ってもいい?』と聞かれたこともあります」と快く送り出してくれたとのエピソードも。
「最後に会ったのは1年以上前でしたね。いつも試合が終わったらジムへあいさつに行っていたんですが、すれ違いが多くて会えないことが多かったです。9月の那須川天心戦が終わった後にもあいさつに行こうと試合前に考えていました」と、しばらく会えぬままになっていたという。
遺影のKIDには「今までありがとうございました、これからも見守っていてくださいと言おうと思っています」とし、会場の中へ入っていった。
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