【Krush】3連敗の郷州征宜が連勝・山本直樹を相手にサバイバル戦
12月16日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.96』の記者会見が、11月6日(火)都内にて行われた。
スーパー・フェザー級戦で第6代Krushスーパーフェザー級元王者・郷州征宜(32=K-1ジム総本部チームペガサス)が、山本直樹(28=優弥道場)と対戦する。
郷州は生まれつき難聴というハンデを背負いながらも、無尽蔵のスタミナで前へ出続けるファイトスタイルで2017年10月にKrushスーパーフェザー級王座を奪取。しかし、2018年3月の武尊戦でKO負け、6月の島野浩太朗戦では王座を奪われ、9月のスアレック・ルークカムイ戦でも敗れて現在3連敗中。
対する山本は蹴りを得意とし、3月に同じく島野浩太朗に敗れたが、7月にワン・ジュンユーから勝利を収め、10月には友尊から1RでKO勝ちを奪った。両者は今回が初対決。
山本は「郷州選手はチャンピオン経験者でもあって、とても強豪選手なのでタイトルに近付くためにも何が何でも勝ちに行きたいと思います。戦うスタイルは打たれ強い印象が大きい。話をもらった時はビッグチャンスだと思いました」と、郷州を倒してタイトル挑戦へ弾みをつけたいとコメント。
郷州は「私はいま連敗中で、しかも前回の試合では自分らしさを見せられなかったので、今年最後のKrushでは自分らしさを見せたいです。山本選手の印象は友尊戦を見ましたが、上手い選手で畳みかけに行く時は強い選手だと思っています。でもこんなところで負けていられません」と、自分らしさを発揮したいという。
3連敗を喫したことについては、「ひとことで言えば応援してくれる方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。でもここで諦めていたら、同じ境遇の子供たちに諦めなければ夢は叶うなんて言えません。子供たちの見本になれるように、もっともっと頑張っていきます。こんなところで諦めているわけにはいかないぞ、ってところを見せていきます。一番盛り上がる試合をして、死に物狂いで勝利をつかむ姿を見せたい」と、同じハンデを持つ子供たちのために勝ちたいと話した。
山本が「前回の試合はパンチで倒したので、自信がつきました。パンチでも蹴りでも何でも倒せるように仕上げていきたい」と言えば、郷州も「ただ打ち合うのではなく、頭を使って動けたらいいという話をしています。前回は結果が出なかったので、代表と相談してファイトスタイルの確立を目指していきたい」と、お互いに前回よりも進化した姿を見せるつもりだ。
今大会のメインイベントでは、両者に勝っている島野浩太朗がKrushスーパーフェザー級王座の初防衛戦を行う。山本は「もちろんタイトルマッチは盛り上がると思いますが、それに負けない試合をしたい」、郷州は「負けたままでは終われない。島野選手よりも面白い試合をして絶対に勝ちます」と、それぞれ対抗意識を燃やした。
<追加決定カード>
▼Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
郷州征宜(32=K-1ジム総本部チームペガサス/第6代Krushスーパーフェザー級元王者)
vs
山本直樹(28=優弥道場)
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