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【ボクシング】V5戦に臨む拳四朗「今回もKO。統一戦があればベルトを増やす」

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2018/11/07(水)UP

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「よりいいボクシングをしたい」と、いつも通り笑顔を輝かせる拳四朗

 12月30日(日)東京・大田区総合体育館で開催される【FUJI BOXING 2018 トリプル世界戦』の記者会見が、11月7日(水)都内にて行われた。

 WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(26=BMB)は挑戦者に同級8位サウル・フアレス(27=メキシコ)を迎えて5度目の防衛戦に臨む。

 拳四朗は2014年8月にプロデビューし、2015年12月に日本ライトフライ級王座を奪取(2度防衛)。2016年8月にOPBF東洋太平洋同級王座も獲得し(1度防衛)、2017年5月に10戦目でWBC世界王座を奪取した。戦績は14戦全勝(8KO)。現在3連続KO防衛中。

左は会長であり、父である寺地会長

 挑戦者フアレスは2010年3月にプロデビュー。2013年2月にWBC米国王座をKOで獲得し、2016年にはWBC世界ミニマム級王座に挑戦したが判定負け。そこから調子を崩して4連敗を喫するが、2018年8月のWBC中南米ライトフライ級王座でTKO勝ちして再起。直近の試合ではWBC中南米ライトフライ級タイトルマッチでマリオ・アンドラーデと引き分けて初防衛に成功した。戦績は24勝(13KO)8敗2分。

 会見に出席した拳四朗は「また年末に呼んでもらえることで嬉しい気持ちでいっぱいです。戦い方も凄く分かって来たので、このままレベルを上げていってよりいいボクシングをしたいです。前回同様、打ってもらわずのボクシングで、後半まで相手を苦しめて倒すボクシングをします」との意気込み。

 寺地永会長は「拳四朗は伸び盛り。このスパン(前回の試合から約2カ月)で試合をして成長を続けていきたい。これまでチャンピオン級と防衛戦を重ねてきて今回は初めて下位ランカーですが、抜かりなく試合をして評価が下がらないように年末を締めさせたいです」と、下位ランカー相手にも王者のボクシングをさせるという。

 拳四朗は今後について「(WBC以外で)新しいチャンピオンが出てきているのは強い選手が上がって来ているということ。その中でも自分が一番というのをアピールしたいのでKOを続けて、統一戦があれば受けてベルトを増やします」と、統一戦にも意欲を燃やしていた。

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