【RIZIN】メイウェザーが那須川戦をキャンセルか「公式戦には同意していない」、平成最後の異種格闘技戦に早くも暗雲
12月31日(月)さいたまスーパーアリーナにて開催される格闘技イベント『RIZIN.14』で、平成最後の異種格闘技戦として実現が目指されている、プロボクシング世界5階級制覇フロイド・メイウェザー・Jr(41=アメリカ)vsRISE世界フェザー級王者・那須川天心(20=TARGET/Cygames)。
11月5日(月)都内で行われた会見で、両選手出席の下、試合決定が大々的に発表され、以降は世界各国のメディアが大々的に報じ、大物選手・識者たちからのコメントも相次ぐなど、その反響はとても大きかった。
しかし、この発表からわずか3日、早くも暗雲が漂っている。11月8日(木)メイウェザーは自身のSNS(インスタグラム)を通じ、那須川との試合に関して事前に聞いていた話しと違うなどと不満を綴り、試合のキャンセルを匂わせている。
メイウェザーはまず、「長く失望の東京旅行が終わり、アメリカの地に戻ってきた今、私のファンとメディアに向けて、この前発表されたばかりの12月31日の当のイベントに関して、対応する時間ができる」と切り出した。
そして、「何よりもまず、明らかにしておきたいことは、私、フロイド・メイウェザーは那須川天心との公式戦に決して同意していないということです。実際(恐れながら)私はこの最近の日本旅行まで、彼についてはまったく聞いたことがありませんでした。結局のところ、私は“RIZIN Fighting Federation”が選んだ相手と、3分3Rのエキシビジョンに出場するよう頼まれました」と続ける。
さらに「私がONE ENTERTAINMENT(ワン・エンターテイメイント=メイウェザーのマネジメントを担当)のブレント・ジョンソンから最初に聞いていたのは、少数の裕福なグループの人々の前で、エキシビションを高額料金で行うということでした。このエキシビションは、公式試合と表現されることも、世界中に放映されることもない、純粋なエンターテイメントのための“スペシャル・バウト”として、事前に準備されていたものでした」と、当初想定していたとする試合内容について説明。
しかし、実際に会見に出席したことで、「私が記者会見に到着するとすぐ、私のチームと私は完全に軌道から外れ、このイベントが進もうとしている別の方向へと向かっていたため、我々はすぐに止めるべきでした」と、当初の想定とは異なる趣の試合であることを認識したという。
そのうえで、メイウェザーは「私は会見中に誤解を与えるような情報が発表されていたことについて、心からファンに謝罪したい。そして、私もまた自分の同意と承認がなされていない取り決めにより、完全に不意打ちを喰らってしまったと断言したい。世界中から集まったさまざまなファンと出席者の前で、大きな騒動に発展してしまうことをためらいましたし、本当に申し訳なく思っています」と釈明と謝罪を述べた。
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