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【RIZIN】メイウェザーvs那須川天心はボクシングスタイルの真剣勝負「スペシャル スタンディング バウト」

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2018/11/17(土)UP

帰国後、空港で会見に応じた榊原委員長

 12月31日(月)さいたまスーパーアリーナにて開催される格闘技イベント『RIZIN.14』で、対戦の実現が注目されている、プロボクシング世界5階級制覇フロイド・メイウェザー・Jr(41=アメリカ)vsRISE世界フェザー級王者・那須川天心(20=TARGET/Cygames)。

 11月5日に二人の対戦決定会見が行われたが、わずか3日後の8日にメイウエザー側がキャンセルの意向を示し、実現が暗礁に乗り上げていたが、昨日16日に一転してRIZINの榊原実行委員長がツイッターに「フロイド・メイウェザー選手とのミスアンダースタンディングは解決しました。」と投稿、続けて「彼は12月31日大晦日にRIZIN.14のリングで那須川天心選手と対決します。」と宣言。メイウェザーも米国ニュースサイトのインタビューなどで試合を行う意向を示した。 

このフェイスオフをリングで見ることができるか

 その榊原氏が17日午後、再交渉していたアメリカより帰国、羽田空港で記者会見を行った。

 榊原氏は一旦対戦決定会見を開きながら、後日、メイウェザー側がキャンセルの意向を示した理由について
「海外の放映権をイギリスの弊社のエージェントが動いているうちに言葉の間違いがどこかで起きた。オフィシャルかノンオフィシャルの試合かという言葉のミスアンダースタンディングが起き、それがアメリカの放送局やボクシング界に間違った情報が行って、メイウェザー選手に「どうなっているんだ?」と問われるポジションに立たせてしまった。そのことについてはしっかり軌道修正させて頂いた」と公式か非公式かの誤解から始まったこととコメント。

 ルールについては「3分3Rの手による打撃だけの試合になる。打撃による異種格闘技戦。蹴りは認められない。(交渉で)天心寄りのルールにしてあげられなかった。KOを目指し奇跡を起こしてほしい」とルールはボクシングスタイルでKOが認められると語った。ただ手による打撃でもボクシングには見られないバックブローが認められるのか、など細かい点はこれから交渉するとした。

 またエキシビションマッチと15日に海外メディアでメイウエザーが語ったことについては「エキシビションマッチです。日本ではエキシビションというとスパーリングと何かヌルいイメージがありますが、アメリカでは公式記録とならない試合をエキシビションマッチと言います。日米野球もエキシビションだし、猪木×アリ戦もエキシビション。今回の試合はお互いの勝敗は公式記録とはならないが、間違ってもスパーリングではなく、ヘッドギアもしない、KOを目指す3分3R、”スペシャルスタンディングバウト”としての対戦になる」と力強く語った。

 しかし再びキャンセルがないかという懸念点の質問については「絶対キャンセルがないか、といえば絶対キャンセルがないように全力でやろうと思う。リングの中も何が起こるかわからないけど、リングの外も何が起こるか分からないと感じでいる。ただ今回、初めて取り組むことなのでお互いの中でのコミュニケーション不足だったこともあった。この(交渉の)一週間がお互いの理解を深められるいい時間だったと思う」と語った。
 
 メイウェザーは11月15日付けの海外ニュース『TMZ SPORTS』で「(那須川との対戦を)実現させるつもりだ」と述べ、「東京の試合は再び熱を帯びるだろう」と答えている。

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●編集部オススメ

・那須川天心「ルールは何でもいい。相手のルールでもいい」

・メイウェザーが那須川天心とは3分3R、パンチのみの戦いになると示唆

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