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【RISE】2019年に女子王座復活、平岡琴と百花が獲得に意欲

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2018/11/19(月)UP

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両国大会で勝利した平岡(左)と百花(右)。いまベルトに最も近い位置にいる2人だろう

 11月18日(日)都内にて、前日に開催された『RISE 129』の一夜明け会見が行われた。

 9月の記者会見で、今後もRISEでは女子の試合を定期的に組み、2019年には女子だけの大会開催も考えているとの発表をした伊藤隆RISE代表は、この日の会見でも今後の女子部門についてコメント。

「アトム級(-46kg)は選手がそろってきたので、6月までには王座決定戦をするように持っていきたい」と、休眠中となっていたRISE女子部門の王座であるRISE QUEENタイトルを復活させると明言し、「他の階級も選手がそろったら階級を増やしていこうと思っています」と、女子部門を活性化させていく方針だという。

空手仕込みの多彩な蹴り技を武器とする平岡(左)

 前日の両国大会では、47kg契約試合で平岡琴(28=TRY HARD GYM)が樋田智子(34=リアルディール)を、46kg契約試合でNJKFミネルヴァ日本アトム級王者・百花(25=魁塾)が那須川梨々(16=TEAM TEPPEN)をそれぞれ破っている。両選手とも会見に出席した。

 9月のRISE初参戦でKO勝ち、今回で2連勝を飾った平岡は「KO勝ち出来なくて悔しかったんですが、大きな舞台で試合が出来て幸せでした」と昨日を振り返り、「昨日の試合で那須川梨々選手と百花選手がいい試合をしていたので、その2選手とはやりたいと思います」と、早くも標的を定める。

那須川天心の妹・梨々(左)にプロ初黒星を付けた百花(右)

 百花は「相手が那須川梨々選手ということでプレッシャーを感じていましたが、皆さんが応援してくれたおかげで勝つことが出来ました」と振り返り、「平岡選手が私の名前を言ってくれましたが、私は誰とやりたいはないです。出来ればガツガツ来ない選手とやれたら嬉しいですね」と笑った。

 しかし、復活が発表されていたRISE QUEENタイトルについては、「プロになると決めてから目標はチャンピオン。必ず獲りたい」(平岡)、「せっかくRISEに出ているのでそのベルトが欲しいと思います」(百花)と、復活するRISE QUEEN王座獲得に意欲を見せた。

17歳で9勝1敗1分、18日にJ-GIRLSミニフライ級王者となった寺山(左)もRISEに参戦している

 RISEにはほかにも18日にJ-GIRLSミニフライ級(-47.63kg)王者となった寺山日葵(てらやま・ひなた/17=TEAM TEPPEN)、アトム級の那須川梨々(16=TEAM TEPPEN)、58.0kgの村上悠佳(むらかみ・ゆうか/20=TEAM TEPPEN)、その村上を11月大会で破ったJ-GIRLSフェザー級王者・空手こまち(28=武心会)など、有力な女子選手がいる。2019年は女子総合格闘技に負けじと“打撃女子”が活躍の場を広げていきそうだ。

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