【シュートボクシング】“怪物くん”鈴木博昭が退会、王座返上
シュートボクシング(以下SB)世界スーパーライト級王者・鈴木博昭が8月31日付で所属・勤務していたストライキングジムAresを退職し、それに伴いシュートボクシング協会を退会することとなり同王座を返上したことが協会より正式発表された。
鈴木は2006年11月にプロデビューし、2012年2月にSB日本ライト級王座を獲得。その後S-cup65kg世界トーナメント2014で優勝を果たすなどSBのトップ選手の1人として活躍。“怪物くん”のニックネームでSBをけん引した。
2017年6月に現エース海人との新旧エース対決に臨み1RでTKO負けを喫し、10月には『KNOCK OUT』初参戦を果たすも水落洋佑に敗れて連敗。今年2月にSBで山口侑馬を下して再起し、KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメントに臨んで1回戦をKOで勝ち上がるも、準決勝戦で不可思にダウンを奪われ判定負け。
当初は11月18日に開催されたS-cup世界トーナメント2018にも日本代表として出場するはずだったが、「一度背負っているものを置いて自身の最後の可能性を試したい」とジムと協会を離れることを決意。鈴木のSBラストマッチとなるはずだったS-cup出場は本人からの辞退を受け成立しなかった。
鈴木は11月23日(金・現地時間)シンガポールを拠点としてアジア最大の活動を展開する格闘技団体『ONE Championship』のフィリピン・マニラ大会『ONE: CONQUEST OF CHAMPIONS』に出場が決定している。
鈴木は「もう退路はないです。ここで勝ち上がるしか道はないし、それを臨んでここ(ONE)に来たので勝ち上がります。後はやるだけ。職業格闘家として、人生懸けていきます」と決意を語っている。
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