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【RIZIN】元UFCの佐々木憂流迦が初参戦、目的は打倒・堀口恭司

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2018/11/29(木)UP

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11月17日にUFCで戦ったばかりの佐々木がRIZINに電撃参戦

 12月31日(月)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.14』の追加対戦カードが、11月29日(木)都内にて行われた記者会見で発表された。

 11月17日(土・現地時間)アルゼンチン・ブエノスアイレスで開催された『UFC Fight Night』に出場したばかりのUFC世界フライ級14位・佐々木憂流迦(ささき・うるか/29=フリー)の電撃参戦が決定。マネル・ケイプ(24=アンゴラ)と対戦する。

 佐々木は2013年1月に修斗環太平洋バンタム級王座を獲得した実績を持ち、国内での戦績は17勝1敗2分という実力者。2014年8月からUFCに参戦し、4勝5敗の戦績を残した。チョークスリーパーを得意とし、21勝のうち実に12勝が同技での一本勝ち。現在UFCで活躍中の石原“夜叉坊”暉仁にも一本勝ちした。

 対するケイプは2017年10月のRIZINに初来日。バンタム級トーナメント1回戦で山本アーセンをハイキックで葬り、年末の2回戦では優勝候補の一人と目されていたイアン・マッコールをヒザ蹴りで大流血に追い込みTKO勝ちの番狂わせをやってのけた。準決勝では堀口恭司に肩固めで敗れたが、堀口をてこずらせており一躍その名を高めた。9月大会では中村優作に勝利している。

 会見ではまずケイプからの「ウルカの試合を見たが大したことはない。強い相手には全て負けている。そして俺は強い相手だ。俺は頭も良いし、俺のレベルには対応できないだろう。2RでKOしてやる。はっきり言ってRIZINでの今までの試合で一番ラクな相手だ。RIZINは俺に良い正月を迎えてもらいたいらしい。ありがたいことだ。RIZINは俺のホームであってウルカがビジターだってことを分からせてやる」と、挑発的なコメントが読み上げられた。

 それを受けて、会見に出席した佐々木は爆笑しつつ、「ここにいるRIZINファイターの皆様、今までリングに上がった全てのRIZINファイターの皆様、スタッフ、何よりもお客さんが作ってきたRIZINの熱に飛び込めるのを幸せに感じます。向こうは挑発してきていますが、僕はマネルは強いと思っているので、チームで作戦を練っていい勝ち方をして、来年もいい形で始まりたいと思います。僕は試合で実力を証明したいと思います」と、口ではなく試合で見せると話した。

 新たな戦いの場所としてRIZINを選んだのは「世界中から戦いたいと言われている堀口恭司選手。僕もその一人で彼とやりたい気持ちが凄く強くて選びました。今はそれよりも試合で証明していって、それ(堀口と戦う)に足りうる選手だとファンのみんなに納得してもらいたいと思います」と、打倒・堀口が目的だと答える。実は佐々木、堀口がまだ修斗で戦っている時から堀口に対戦要求を何度もしていたことがある。

 会見ではDEEPバンタム級王者・元谷友貴(29=フリー)から、「佐々木憂流迦選手が来てくれたので、盛り上がると思うのでどうですか」と対戦相手として指名を受け「名前を出していただけるのは光栄ですね」と答えたが、「ベラトールの選手ともやれる機会があるのかもしれないと思うとワクワクします。ベラトールにはいい選手がめちゃくちゃいるのでドキドキします」と、今回RIZINとの提携が発表されたベラトールにも興味を示した。

佐々木はチョークスリーパーの使い手

 また、「RIZINが日本で盛り上がっているので、僕の中で楽しみにしてここにいるので年末へ向けてワクワクして練習したいと思います」と、新天地での試合が楽しみだとした。UFCではフライ級(-56.7kg)で戦ってきたが、今後はバンタム級(-61.2kg)に転向するつもりだと言い、練習はアメリカで続ける。

 会見終了後、榊原信行RIZIN実行委員長は「前から興味がある選手でした。ビジュアルも含めてファイトスタイルも好きですし、以前からコミュニケーションはとっていたんです。UFCに在籍していた時からラブコールを送っていました。前回負けてUFCをリリースということだったので、場所を変えることで再生する、もっと光り輝く選手だと思います。ぜひおいでよと話をしたところ、向こうも待っていましたという感じでした」と、以前からRIZINに参戦して欲しい選手を獲得したと説明した。

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