【修斗】”ゴールデンルーキー”工藤諒司が再起戦、15歳生粋シューターなどMMAエリートたちデビュー
12月15日(土)東京・新宿FACEにて開催される『プロフェッショナル修斗』の対戦カードが発表された。
10月大会のメインイベントで、修斗世界フェザー級4位・山本健斗デリカットと熱戦を展開するも惜敗した工藤諒司(25=TRIBE TOKYO M.M.A.)が参戦。
11月18日の新潟大会のメインで勝利したばかりの久保村ヨシTERU(36=飛翔塾コンドル)と対戦する。
工藤はレスリングでインターハイ3位の実績を持ち、大学でレスリングを続けた後、MMAに転向。”ゴールデンルーキー”として注目され、デビュー後はパンクラスの新人王戦である2016年ネオブラッド・トーナメントの優勝者・鈴木琢人などを相手に3連勝した。
対する久保田は長いリーチ、距離から繰り出す打撃を得意とする長野県のファイター。修斗での戦績は7戦2勝4敗だが、16年には工藤が判定3-0で敗北した山本健斗デリカットに判定2-1と肉薄している。
久保田は自身のSNSで「相手は化け物でそれゃこわいですが、人で選んでたら辞める時だと思うので、田舎のちっこいジムと都会の有名ジムのマッチメイク楽しんでください」と、ジムを背負って強敵に挑む。
また、2人の10代シューターがデビュー。ともに今年10月に行われた全日本アマチュア修斗選手権のファイナリストだ。
68kg契約では、アマ修斗全日本ライト級優勝者・中山慎平(18=roots)がデビュー。柔道のベースを生かし関東選手権から全日本まで負けなしでアマ大会を制覇した。MMAでの実績こそ少ないが、師匠の佐藤ルミナがデビュー戦までに更に磨きを掛けて送り出すだろう。”修斗のカリスマ”の秘蔵っ子が満を持してのプロデビューを果たす。
フライ級試合の内田タケル(15=パラエストラ松戸)は、幼少期からMMAを学んだ生粋のシューター。キッズ修斗からジュニア修斗を経て、昨年5月には後楽園ホール大会で行っているジュニア修斗公式戦に出場。全日本選手権ではストロー級にエントリー、決勝では惜しくも敗れたが、高校1年生とは思えないハイレベルな試合を展開した。
今年は“天才高校生”修斗ストロー級世界8位・安芸柊斗の活躍など10代の選手に注目が集まったが、両選手もそれに続く事ができるか。
なお、今大会に出場を予定していた覇彌斗が調整中に膝を負傷し、左膝内障全治2か月と診断され欠場。対戦予定だった六本木洋(総合格闘技道場STF)の相手は、関口祐冬(修斗ジム東京)となった。
<決定対戦カード>
▼フェザー級 5分2R
工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A.)
vs
久保村ヨシTERU(飛翔塾コンドル)
▼68kg契約 5分2R
葛西 達(ブレイブハート)
vs
中山慎平(roots/2018年全日本アマ修斗選手権ライト級優勝)
▼フライ級5分2R
小川竜輔(リバーサルジム立川ALPHA)
vs
内田タケル(パラエストラ松戸/2018年全日本アマ修斗選手権ストロー級準優)
<変更対戦カード>
▼フライ級5分2R
六本木洋(総合格闘技道場STF)
vs
関口祐冬(修斗ジム東京)
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