【グラチャン】中村謙作引退試合がメイン「楽しんで殴り合いをして引退」
12月2日(日)東京・大田区産業プラザPIOにて開催される『GRACHAN37×GLADIATOR 008』の全対戦カードと試合順が発表された。
メインイベントは、第2代GRACHANバンタム級王者・中村謙作(35=吉田道場)の引退試合となり、相手は初代パンクラス・ライト級王者の昇侍(35=トイカツ道場)。
柔道インターハイ準優勝の実績を持つ中村は、2009年にグラチャン初参戦。それ以降、パンクラスやシュートボクシングのリングに上がり、2013年4月にGRACHANバンタム級タイトルを獲得。14年に手塚基伸との再戦で敗れ王座を失ったが、それ以降も王座を虎視眈々と狙っていた。
中村は「次のベルトが遠くて獲れませんでした。勝っても負けても応援してくれる人がいるので、その人たちのためにもベルトを持って帰りたいというのが一番のモチベーションで続けてましたが、そのモチベーションを保てなくなった」ことで引退を決意したという。
対する昇侍は2008年にプロ僅か8戦目で初代ライト級キング・オブ・パンクラスに輝き、2010年からDEEPを主戦場に活躍。2013年6月、後にUFCファイターとなるチェ・ドゥホに敗れて以降、試合から遠ざかっていたが、今年8月のグラチャンで復活を果たした(ジェイカブ・グルゼゴーゼックに判定勝ち)。
「最後は自分も楽しんで殴り合いをして引退しようと思います」という中村に対し、昇侍は「格闘家はリング上で死ぬのは本望。侍という名前を背負っているので情けを掛けずに首を落としにいきます」と容赦なく介錯すると宣言している。
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