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【K-1】大沢文也「優勝して卜部功也と戦うまでのストーリーが出来てる」

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2018/12/05(水)UP

ステップからの飛び込みパンチが鋭い大沢

 12月8日(土)エディオンアリーナ大阪(第1競技場)にて開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~』の同トーナメントに、大沢文也(27=TANG TANG FIGHT CLUB)が出場する

 9月のKrushではゴンナパーの持つKrushライト級王座に挑戦し、判定で敗北した大沢。「試合直後は『全部終わった…』みたいな何もない状態で“無”でした」と抜け殻だったと振り返る。
「でも僕がそうやって病んでたらキモいじゃないですか。周りに落ち込んでいる姿を見せるのも僕らしくないし。それだったら、一人のときに落ち込もう」と切り替えた。
「あまりに悔しかったから、試合の次の日の朝9時半から練習しました」と悔しさを闘志に変えたという。

Krush王者・ゴンナパーにハイキックをヒットさせる大沢

 今回のトーナメント出場は「正直、最初は『負けて出るのもな…』と思って、全然『ヨッシャ!』みたいのはなかったですね。出るならKrushチャンピオンとして出たかったんで。でもそこも時間が経って気持ちを切り替えました」と、仕切り直しの参戦。

 しかし、参戦の大きなモチベーションでもあったK-1 WORLD GPライト王者・卜部功也が負傷欠場。「優勝する確率が10倍は増えたと思いました。でもそれでラッキーとかそういう気持ちは一切ないです。功也選手がいない世界トーナメントを制したからと言っても世界一になれたとは思えないんで」と、卜部が一番の壁だと認識していた。

180cmと長身のウェイ(左)

「だから別の意味でラッキーですよね。このトーナメントで優勝すれば、自ずと功也選手と戦うことになると思うんですよ。このトーナメントで優勝すれば俺は何倍も強くなっていると思うし、僕の中ではトーナメントで優勝して功也選手に挑戦するというストーリーが出来ています」と今回の優勝を引っさげて、堂々と王者・卜部に挑戦するつもりだ。

 1回戦の相手は、中国の老舗キックボクシングイベント『英雄伝説』の2015年-64kg級アジア王者リュウ・ウェイ(26=中国)。大沢はウェイの印象を「見ての通り、背がデカい。あれだけ背が高いと俺のパンチ届くのかな」と苦笑。「しかも長身・サウスポーという一番やりにくいタイプなんで、なんとかスパーリングパートナーを見つけて頑張ります」と苦手要素の多い相手だが、何とかクリアしたいと語る。

 トーナメント参戦の意気込みとして「僕の中では功也選手と戦うまでのストーリーが出来ています。だからといって簡単にトーナメントで優勝できるとも思っていません。一回戦で戦うリュウ・ウェイは強敵だし、功也選手の代わりで入った恭士郎選手も一回勝ってはいますけど、タフで苦手なタイプです。逆ブロックにはゴンナパーもいるし、仮に決勝まで上がってもただで勝てるとは思ってないです。だから僕は覚悟を持って優勝します」と全試合覚悟を決めて臨む。


 

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