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【BOM】20回記念興行、第1部でWMC日本5大タイトル戦

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2018/12/07(金)UP

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大野(左)が挑戦者に森下(右)を迎えての初防衛戦

 12月9日(日)神奈川・横浜大さん橋ホールにてムエタイイベント『The Battle Of Muaythai 20』(BOM20)が開催される。

 今大会は2部制で行われ、第1部が日本人選手中心、第2部が日本人vs外国人のマッチメイクに。また、20回記念興行ということで全20試合となる。

 第1部ではWMC日本5大タイトルマッチが行われる。スーパーバンタム級では王者・大野貴志(士道館新座支部)が森下翔平(M-BLOW)を挑戦者に迎えての初防衛戦。大野は2017年12月に知花デビットを破って戴冠した、パンチが武器の選手。MA日本バンタム級王座を4度防衛に成功し、Bigbangスーパーバンタム級王座も奪取した三冠王。対する森下は左ミドルと左ストレートを得意とするサウスポー。

DAIJU(左)と伊東(右)がライト級王座を争う

 ライト級王座決定戦は現WMC日本ランキング1位のDAIJU(尚武会)とランキング2位の伊東伴恭(LAILLAPS東京北星ジム)が争う。DAIJUはムエタイ大会『ムエローク』期待の有望株で、昨年8月に新日本キックボクシング協会元日本ライト級暫定王者・中尾満、11月にはNKBライト級王者・大和知也を撃破している。伊東は2014年にプロ5戦無敗のままJ-NET新人王に輝き、ランキング入り。ローキックを得意とするタフなファイターだ。

 スーパーライト級王座決定戦ではバンフース・ハンター(尚武会)と現WMC日本ウェルター級王者・栄基(エイワスポーツジム)が対決。

栄基(左)とバンフース(右)でスーパーライト級王座決定戦

 栄基は今までウェルター級を主戦場としてきたが、今回一階級下げての二階級制覇を狙う。ミドルキック、首相撲、ヒジなどのムエタイスタイルを得意とし、様々な団体のリングで活躍。2015年にはJ-NETWORKウェルター級王者となった。昨年の夏に一度引退したが、エイワスポーツジム所属となり今年4月に復帰。その復帰戦でWMC日本ウェルター級王座決定戦を行い、勝利を収めて王者となった。バンフースはジュニア時代から尚武会のムエタイ指導を受け、タイでの試合経験も豊富。左右ミドルが得意。

 スーパーウェルター級王座決定戦は柿沼慶(ポゴナクラブ)とMA日本キックボクシング連盟スーパーウェルター級王者・真樹親太郎(真樹ジム愛知)が争う。柿沼はがっしりとした体格から放つパンチを得意とし、真樹もパンチを得意とするところから打ち合いになりそうだ。

柿沼(左)と真樹(右)はスーパーウェルター級王座決定戦

 初代WMC日本ミドル級王座決定戦は長谷川拓也(レンジャージム)と小嶋広樹(WSR幕張)で争われる。

<決定対戦カード>

▼WMC日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
大野貴志(士道館新座支部/王者)
vs
森下翔平(M-BLOW/挑戦者)

▼WMC日本ライト級王座決定戦 3分5R
DAIJU(尚武会)
vs
伊東伴恭(LAILLAPS東京北星ジム)

長谷川(左)と小嶋(右)は初代の日本ミドル級王座決定戦

▼WMC日本スーパーライト級王座決定戦 3分5R
栄基(エイワスポーツジム)
vs
バンフース・ハンター(尚武会)

▼WMC日本スーパーウェルター級王座決定戦 3分5R
柿沼 慶(ポゴナクラブ)
vs
真樹親太郎(真樹ジム愛知)

▼WMC日本ミドル級王座決定戦 3分5R
長谷川拓也(レンジャージム)
vs
小嶋広樹(WSR幕張)

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●編集部オススメ

・12月横浜でムエタイビッグマッチ、現役ランカー来襲

・栄基が復帰2戦目でタイ人にKO圧勝

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