【イノベーション】岡山でWPMF世界戦のT-98、勝って大みそかRIZIN出場狙う
12月16日(日)岡山武道館にて開催されるJapan Kickboxing Innovation認定『第5回岡山ジム主催興行』に出場する、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者・T-98(たくや/33=クロスポイント吉祥寺)。
T-98はWPMF世界スーパーウェルター級暫定王者決定戦で、元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級&スーパーライト級の二階級制覇王者シンマニー・ゲーオサムリット(35=タイ)と対戦する。
T-98は“ムエタイゴリラ”の異名を持つパワーファイターで、2016年6月には、ルンピニースタジアムと並ぶムエタイ2大殿堂のひとつラジャダムナン王座を奪取し、史上6人目の日本人王者となった。他にもWPMF世界ミドル級王座など、合計8本ものベルトを獲得している日本中量級の雄だ。
11月25日にパンクラスのキックボクシング戦でJ-NETWORK&Bigbangの二冠王・森本一陽にKO勝利したばかりのT-98は「今回ノーダメージだったので、1日置いて練習を再開しました。試合翌日から練習しろとタイ人トレーナーから言われたのですが、試合当日は寝不足だったので1日だけお休みいただきました」と、ほぼ無休で今回の試合に臨むタフネスぶり。
対戦相手のシンマニーについて「映像は過去のものしか見ていませんが、強さはそれ以上に上がることもなく、下がるだけだと思うのでこんな感じかな?という感じで見ています。テクニック、キャリアがたくさんあってうまい選手ですが、スタミナは自分の方が全然あるのでそこでうまく僕らしく戦います」と溢れるスタミナで勝利へ繋ぐつもり。
今回の戦い方については「チャンスがあれば最初からKO狙いにいきますが、1、2Rは相手も元気なので仕留めることは難しいと思うので、いかに最初に疲れさせてダメージを負わせるかが重要かと。後半勝負になると思います」と自身の体力を生かした展開に持ってゆく。
「今のところ今年最後かもしれませんが、その後もオファーがあれば待っています」と、大みそかのRIZIN出場を狙うT-98。「パンクラスで試合をしたことでRIZIN側にも僕のことが耳に入っていると思うので、RIZINの大みそか大会にアピールできるような試合をしたいと思います。岡山大会が終わってもいつオファーが来てもいいように練習しておきます」と良い勝ち方をし、大舞台出場を夢見る。
ファンに向け「前回、岡山に出た時はメインに出させていただきました。中盤に岡山の選手が出た時は盛り上がっていましたが、僕とセミの町田(光)君の試合の時にはお客さんが帰られていたので、最後まで僕の試合を観て、東京で頑張っている強い僕たちを応援してください!」と地元選手以外も応援してほしいと、若干切実さを込めて意気込んだ。
●編集部オススメ
・T-98がメインで出場した昨年の岡山興行 第12試合ではシンマニーも
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