【ホーストカップ】ピーター・アーツ、ホースト、武蔵らK-1レジェンドたちの”代理戦争”
12月23日(日)愛知・名古屋国際会議場にて『HOOST CUP KINGS NAGOYA 5』が開催される。
本大会では旧K-1レジェンドのアーネスト・ホースト、ピーター・アーツ、武蔵が選手育成に携わった選抜選手たちが出場し、日本選手らと対戦する。
アーネスト・ホーストが送り込む、WFL86Kgトーナメント2018年優勝者サンティーノ・ヴェルビーク(オランダ)は、S-BATTLEヘビー級王者ジュリオ・モリ(ブラジル)と対戦。
また女子64Kg契約でもホースト選抜選手のマーリーン・オクックス(オランダ)と、ベテランパワーファイターの溝口孝湖(WATANABE GYM)が戦う。
ホーストは「私の選手が計画通り、賢く闘えば、簡単な勝利だと思います」と育成したヴェルビークやオクックスの強さに自信を持つ。
オランダのキックボクサーの強さの理由をホーストは「アマチュアからトップファイターまで、ステップアップする細かいシステムが、ファイターを着実に成長させている」と、体系立った指導方針が強い選手を生むとのこと。
ピーター・アーツ選抜のイリアス・ブカユア(オランダ)は、70Kg契約でHOOST CUP日本EXミドル級王者チューチャイ・ハーデスワークアウトジム(ハーデスワークアウトジム)と激突。
ブカユアは長身からのパンチ、ヒザを得意とするアグレッシブファイターで、闘う姿は非常に師匠に似ている選手。アーツはブカユアを「必ずKOで勝たせますよ!」とKO勝利させると宣言。
現在48歳のアーツは「まだまだ元気で試合しますよ」と、いまだ現役だ。直近では今年7月、極真会館(松井章奎館長)第9回全世界空手道選手権・準優勝者のヤン・ソウクップと、ソウクップの地元・チェコでキックボクシングのワンマッチを行っている。
「年数回、ヨーロッパのプロモーターたちから申し込みが来ますが大事に選んでいます。次回試合はヨーロッパ?日本?」とまだまだ戦うと笑顔で語った。
ホーストもまた、日本のファンがまた試合を見たいという希望があったらリングに立ちますか?という質問に「もう闘わないつもりだが、興味深い内容では考えます」と、内容次第では有りうるとした。
武蔵が選抜するのは、元HOOST CUP日本スーパーライト級王者・麻原将平(パウンドフォーパウンド)。4冠王ダニロ・ザノリニの弟子で、ブラジルのキックボクシング大会『FIGHT DRAGON』王者ヴィトー・トファネリ(ブラジリアンタイ・闘英館)と64kg契約で対戦する。
麻原について武蔵は「前回KO勝利の勢いもあるし(10月大会で元WBCムエタイ日本Sライト級王者・山口裕人にKO勝利)、冷静に試合を運ぶ事が出来れば良い結果に繋がると思います」と、落ち着いて戦えば勝てると語った。
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