【クインテット】高阪剛が所英男、ミノワマンらとチーム結成して初参戦
12月21日(金)都内にて、桜庭和志(48=フリー)プロデュースのプログラップリング大会『QUINTETーGrappling Team Survival Match-』(クインテット)の記者会見が行われ、2019年2月3日(日)東京・アリーナ立川立飛で『グラップリング男子日本一決定トーナメント』の開催が発表された。
クインテットは、合計体重430kg以下の5人で1チームを結成し、グラップリングルール(打撃無し、組み技のみ)による勝ち抜き戦で勝敗を争う。世界各国から集められた4チームがトーナメントに参加する格闘技イベントである。今回は国内から4チームが参戦。
会見には、大会に参戦が決定した「TEAM TK」(仮)のメンバー5人が出席した。チームを組むのは高阪剛(48=ALLIANCE)、ミノワマン(42=フリー)、横井宏考(40=TRIBE TOKYO M.M.A)、中村大介(38=総合格闘技夕月堂本舗)、所英男(41=リバーサルジム武蔵小杉所プラス)。
高阪は柔道をバックボーンに、リングスで活躍。その後活動の場所をアメリカに移しUFCに参戦。DEEP、パンクラス、PRIDEでも世界の強豪たちと鎬を削ってきたレジェンドファイター。格闘技界随一の理論派として知られ、現役時代から解説・テレビ出演など様々なメディアで活躍。丁寧な指導と技術・知識量に定評があり、現在は指導者としても活動している。
会見では「グラップリングのクインテットに出させていただくということで、邪魔にならないように頑張ります」と控えめなコメントをした。
ミノワマンは戦績100戦を越える超人。若手の頃はパンクラスで実績を積み、2003年大みそかにPRIDEに初参戦。2005年に開催されたウェルター級トーナメントや無差別級トーナメントにも参戦した。PRIDE消滅後もDREAMなどの大舞台で試合を行い、無差別級のスーパーハルクトーナメントでボブ・サップ、チェ・ホンマンといった強敵を次々に倒して見事優勝を果たした。現在はパンクラスや韓国ROAD FCを主戦場とする。
「このチームでやるということは考えられなかった。優勝目指して頑張ります。よろしくお願いします」と、ミノワマンはチーム戦に新鮮味を感じているようだった。
横井は子供の頃から柔道に励み、全日本学生大会に近畿代表として出場するなどの実績を残す。総合格闘技とプロレスの両方で活躍し、修斗やPRIDEでキャリアを積んだ。潜在能力の高さから“怪物くん”との異名を持っていた。2007年に総合格闘技およびプロレスから引退。プロ大会には11年ぶりの参戦となる。
会見では「このメンバーで燃えなければ男じゃない、と思って参加させていただくことに決めました。久々のプロ大会で凄いメンバーなので、足をひっぱらないように頑張ります」と意気込んだ。
中村は2002年に総合格闘技デビューしてからPRIDE、DREAM、HERO’Sで活躍。2012年DEEPライト級王者決定戦で勝利を収め、プロ10年目で初の王座獲得に成功した。2014年には東京都足立区に道場「総合格闘技 夕月堂本舗」を本格オープンした。
「今回自分の大好きなファイターの皆さんとチームで戦うことが決まって、凄くワクワクしています。最近の試合では守りに入ってしまうことがあるので、攻めてやるかやられるかの試合をしようと思っています。このチームで優勝したいと思っています」と優勝に意欲を燃やす。
所は2001年にプロデビューし、DREAM、HERO’Sなどの日本のリングで活躍。練習の合間にアルバイトをして生計を立てていたことから「闘うフリーター」と呼ばれて一躍人気者に。2015年からはRIZINに参戦し、山本アーセン(KRAZY BEE)から勝利を収めるも2017年のRIZINでは、堀口恭司(現RIZINバンタム級王者)と対戦しKO負けを喫している。
「最近、盛り上がっているのを見ることが多くなってしまっていて、今度は心強いチームで戦えるのでリングの上で盛り上げる側になりたいと思います。優勝を目指して頑張ります」と、所は試合内容で会場を湧かせると宣言した。
トーナメントに出場するもう1チームは、6月の『QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYO』で優勝した柔術道場の「TEAM CARPE DIEM」に決定。残り2チームは選定中で決まり次第発表となる。
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