【RIZIN】浅倉カンナと初代王座争う浜崎朱加、RENAの「9割勝つ」予想が逆にプレッシャーに
12月31日(月)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.14』で、RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント優勝者・浅倉カンナ(21=パラエストラ松戸)とRIZIN女子スーパーアトム級(-49.0kg)タイトルマッチ(王座決定戦)を争う元Invictaアトム級王者・浜崎朱加(36=AACC)が、21日(金)都内にて公開練習を行った。
2分間のグラップリング(組み技)でのスパーリングを披露し、タックルでテイクダウンされてから極めに行く動きを多数見せた浜崎。これは浅倉得意のタックルを意識してかのことかと思われたが、「私は下からの方が得意なので」とあっさりした回答。
「特に対策はしていません。作戦も立ててない。自分の引き出しの中でタックルをとられて下になったらこうしよう、というのがある程度あります」と、特に浅倉対策はしていないという。
18戦のキャリアを持つ浜崎だが「レスラーとやるのは初めて」だと言い、「レスリング選手が相手でもやっていける自信は持っています。でもそれを意識せず、やりたいことを出します」と相手のことは特に関係ないようだ。
浅倉とは約2年前まで一緒に練習していたことがあり、「柔らかくて器用な選手。上手い」との印象。「あまり練習でガチのスパーはやったことがないので、底力はどれくらいあるか分かりません」とスパーリングの経験は参考にならない、とも。
苦手だった打撃の練習にも取り組み、9月のRIZINではDEEP女子アトム級王者・黒部三奈をパンチで圧倒する場面もあった。今回も「ボクシングを練習しているので立ち技でも寝技でも圧倒出来たらと思う」と全局面で圧倒することを描いている。「本当はKO勝ちが気持ちよさそうなのでやってみたいですが、そこまで技術が追いついていません。狙えるところは狙っていきたい」と、KO出来るチャンスがあれば狙うと話した。
11月29日に行われた記者会見では、同席した練習仲間でもあるシュートボクシング世界女子フライ級王者RENA(27=シーザージム)が「勝負の世界は何が起こるか分からないですが、9割は浜崎選手が勝つと思っています」と、なんと浅倉を前にして浜崎勝利を予想。
この発言について浜崎は「プレッシャーを掛けてくるなって思いました。浅倉選手もそこでムッとしたかもしれませんが、不利と言われた方が私なら戦いやすい。RENAは私にプレッシャーをかけてきたなと思いました」と、逆にプレッシャーになったと笑う。
関係者の間では浜崎有利の声が多いが、「実績的にそう思われて当たり前だと思うので、しっかりと差を見せるじゃないですが、そういう戦い方が出来ればと思っています。一本勝ちを狙っていきます」と、得意の関節・絞め技で圧勝したいと語った。
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