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【ボクシング】”モンスターの弟”井上拓真「ナオ以上のインパクトを残したい」

2018/12/28(金)UP

井上拓真とペッチが中央のWBCのベルトをかけて戦う

 12月30日(日)に大田区体育館で開催されるトリプル世界戦でWBC世界バンタム級暫定王座決定戦に出場する同級5位の井上拓真(23=大橋)と同級2位のペッチ・CPフレッシュマート(25=タイ、本名タサーナ・サラパット)が都内で会見を行った。

 拓真の兄・尚弥は世界三階級制覇を成し遂げ、現在WBAバンタム級王者に君臨し、他団体王者も参戦する最強トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)でも優勝候補と目されている。

兄尚弥の70秒KO劇を上回るインパクトを目指す=10.7WBSS 井上尚弥

 拓真自身も元OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級王者で、2016年末にはバンタム級での世界挑戦も決まっていたが、練習中の拳の負傷のために挑戦を見送った過去がある。
「ケガして2年という長い月日があった。その中でベテラン選手たちとも戦って経験を積んだ。この大一番で家族の夢をかなえる」と拓真。兄弟での世界戴冠を目指す。
 そして「尚弥だけじゃなく弟の拓真もいるんだぞ、ということ見せつけたい、ナオ以上のインパクトを残したい」と、幼いころから拳を交え、切磋琢磨してきた兄にライバル心を燃やす。

 一方、拓真と対戦するペッチ・CPフレッシュマート(25=タイ、本名タサーナ・サラパット)は同級2位で、ランキングが拓真より上であるだけでなく、戦績も48戦全勝(33KO)と、12戦全勝(3KO)の拓真の4倍だ。しかも、ここ10戦はすべてKO勝ちというハードパンチャーである。タイ国内で無名の選手を相手にした試合が多いという声もあるが、それでも10連続KOはプロ相手に簡単にできることでは無いだろう。

余裕の笑みを浮かべ、コメントするペッチ

「ペッチというリングネームはダイヤモンドという意味で、ダイヤモンドのように強いという意味で師匠がつけてくれた」と本人も言う通り、“ダイヤモンドの拳”の男だ。
「日本が大好きだから、日本で世界戦に臨めてとても幸せだ。でもタイで皆が応援してくれているから、タイにベルトを持ち帰りたい」と決意を語った。
 タイの国技であるムエタイで格闘技人生を始めたペッチは「今の心境はドキドキ、ワクワクしているが、人生をムエタイとボクシングに捧げてきてきたから、試合は慣れている」と、世界戦といえども平常心で臨める、余裕の笑みを浮かべた。

大橋会長と談話する拓真

 ペッチは身長で9㎝拓真を上回るサウスポーだが、大橋秀行会長は「拓真はサウスポー相手のスパーリングを積んでカウンターやディフェンスも成長した」と太鼓判。「2日後の試合が楽しみだ。拓真は1Rから飛ばしていくと思う。ペッチも無敗でスタミナもあり、好戦的な選手だから、いい試合になると思う。その中で圧倒して尚弥以上のインパクトを残して勝てればいい」と期待した。
(稲垣収)

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