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【格闘代理戦争】女子トーナメントいよいよ決勝戦、古瀬美月と平田樹が計量クリアー

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2018/12/28(金)UP

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女子トーナメント決勝戦は古瀬(左)と平田(右)で争われる

 インターネットテレビ局「ABEMA」にて放送中のレギュラー番組『格闘代理戦争3rdシーズン』のトーナメント決勝戦が、12月29日(土)に行われる。その前日計量が28日(金)都内にて12:30より実施された。

『格闘代理戦争』は、格闘技界の次世代スターを誕生させる「格闘ドキュメンタリー番組」で、格闘技界のレジェンドや現役選手がそれぞれ推薦選手(代理)を指導。その選手たちがトーナメントで対戦し、優勝者は賞金300万円とアジア最大規模の活動をしている格闘技団体『ONE Championship』との契約などを得るというもの。3rdシーズンでは女子8選手によってMMA(総合格闘技)ルールのトーナメントが行われている。

 トーナメント決勝戦で対戦する平田樹(桜井“マッハ”速人推薦選手)と古瀬美月(青木真也推薦)は共に計量をクリアーし、あとは試合開始のゴングを待つのみとなった(計量体重は非公開)。

 柔道出身の平田は12月2日に行われた準決勝で、優勝候補の一人だったシュートボクシング日本ミニマム級王者MIOをスリーパーホールドで下し、決勝行きを決めた。「準決勝では寝技で結構盛り上げちゃったので、今回は打撃で盛り上げられたら最高ですね。寝技だけじゃなく打撃も出来たら文句ないですよね?」と得意な寝技ではなく、打撃でも勝負したいという。

 勝ち上がることで応援者だけでなく、スポンサーの数も増えたといい、「トライアウト、一回戦の時よりも応援されることが多くなったので楽しみもありますし、その分、勝ちたいという気持ちも強くなっています。応援されているから強くもなっていると思います」と充実ぶりを明かした。

 今回勝てば、ONEと契約することが決定しており、「もうそこしか見ていません。今はそれまでの試練だと思っています。チャンピオンになることがゴールであって、このままのペースで休まずにいけば、どんどん強くなっている気がするので3~5年以内にはチャンピオンになりたいと思います」と近い将来、ONEでベルトを獲ると強く意気込みを語った。

 対する古瀬は「3カ月前の自分と比べると結構変わったのは、全部青木さんのおかげです。元々私は集中が続く方ではないので、短いスパンで試合をやってくれた方が自分的には良かったのかなと。ハードでゆっくりする時間もないので嫌だなと思ったこともありましたが、全体を通して見ると自分に一番合っていた環境だったと思います」と、勝ち上がれた要因を明かす。

 決勝戦での試合展開予想については「一回戦、準決勝で自分を見せられたか?と言われたらそうでもありません。次は決勝戦なので出し惜しみせずに全部をぶつけたい。自分の持ち味の打撃を試合では一回も出せていないので、今回勝負するところは打撃です」と、全てを出した上で打撃で勝ちたいとコメント。

 師匠の青木からは「みんな何かを背負って戦うと言うけれど、何も背負わなくてもいい、自分のために戦え」と言われたことで気持ちがラクになったという。

 優勝後については「まだ夢の次元という感じなので、どうなるのかは全く想像つきません」と言いつつも、「ここで優勝してONEに出て強くなっていきたいですね。選手としても大きくなりたいと思いますし、格闘技だけじゃなくいろいろなところで“古瀬美月”として生きていける強さを身に付けていきたいと思います」と夢を語った。

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・古瀬美月と平田樹が一本勝ちで決勝進出=準決勝

・MIOがピンチに陥るも逆転TKO勝ち、MMAデビュー戦を勝利で飾る=決勝

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