【ボクシング】”モンスターの弟”井上拓真が計量クリア、「勝てる」=大橋会長
12月30日(日)に大田区体育館で行われるトリプル世界戦で、WBC世界バンタム級暫定王座決定戦に出場する同級5位の井上拓真(23=大橋)と同2位のペッチ・CPフレッシュマート(25=タイ、本名タサーナ・サラパット)が29日、都内で計量を行った。
世界3階級制覇を成し遂げ、現在WBAバンタム級王者に君臨する“モンスター”井上尚弥の弟である拓真は53.5㎏、ペッチも53.5㎏でともにリミットちょうどでクリア。
元OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級王者の拓真は2016年末にバンタム級で世界挑戦が決まっていたが、拳の負傷で挑戦を見送った過去があり、今回は待望の世界戦。
所属する大橋ジムの大橋秀行会長は「今の拓真からは、いつも以上に充実感がヒシヒシと伝わってくる」と語った。
「尚弥の世界戦の時は、尚弥はまだ若かったし、デビュー6戦目での世界戦だったからナーバスだったけど、拓真はこれだけ経験を積んできたから、普通にやって勝てると思う」と、ケガで遠回りして今回の試合までに12戦全勝(3KO)という経験を積めたことがプラスになったという。
「ただ、相手のペッチも減量がうまくいったみたいで肌ツヤがいい。タコができたすごい拳をしてる」と警戒する。
「勝負のポイントは連打だ。真吾さん(拓真の父でトレーナー)とも、そこを詰めてきた」という大橋会長。その言葉通り、連打で倒して兄・尚弥を超えるインパクトで世界奪取だ。
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