【RIZIN】メイウェザー、試合前に「富士山観に行く」は本当だった
12月31日(月)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.14』の全試合終了後、榊原信行RIZIN実行委員長が記者会見を行った。
会見では、メインイベントでRISE世界フェザー級王者・那須川天心(20=TARGET/Cygames)を初回2分19秒、3度のダウンを奪ってTKOしたプロボクシング5階級制覇フロイド・メイウェザー・Jr(41=アメリカ)に関する、数々のエピソードを明かした。
「RIZINとして4年目の大みそかは、次の未来への期待が交錯した、格闘技の魅力が全て詰まったいい大会だったと自分なりに思っています。感慨深いものがある1日でした。メイウェザーのケアに大変で、いつの間にか23時(試合開始)を迎える状況でした。まだまだ経験していないことがたくさんあるんだと、たくさんの経験をメイウェザーと関わることでさせていただきました。
ひとつの競技の中にとどまっているとプロモーターはラクです。ルーティンを繰り返すだけですから。今年のテーマは冒険でした。既成概念、既得権益、ユニファイド(統一された)って言葉が嫌いで、それを自分たちの業界が捨てない限り、何かは起きないだろうということで天心が無謀というか、酷評されるかもしれないチャレンジをしてくれました。新しいチャレンジは常に非難を浴びること。僕らの冒険に天心が一歩踏み出してくれたこと、それを受けてくれたメイウェザーにも感謝したい」と、冒頭で語った榊原委員長。
その「メイウェザーのケア」についてだが、榊原委員長が最も驚いたのは「(ウォーミング)アップせずにリングに上がる人を初めて見た」ことだったという。
「本当にナメているのかな、と。やられるよな、と思いました。いくらなんでも、3Rだけど相手は無敗の若きチャンピオンで打撃だって劣るわけではない。それと向き合うのにどんな準備をするのかと思ったが、ぶったまげました。試合ではスピードも含めて凄いものを見たと思います」
また、ネット上で噂になった「叙々苑で焼き肉を食べていた」「試合当日、ホテルの窓から見えた富士山が綺麗だったので今から行こうと言った」といったことについては「それは本当です」と認めた。
「銀座で買い物をして、叙々苑で焼肉を食べていました。来日した翌日は、最初はマッサージを受ける予定でした。一番眠いはずなのに、子供もたくさん連れてきたので子供のための買い物をするのかと思っていたら、本人のためにベルサーチの店に買い物に行きました。ホテルの部屋から富士山が見えて、今から観に行こうと言ってみんなを驚かせました。今から富士山に行くと連絡が入って、試合までに戻って来れなくなるから諦めてくれと言いました」と、大物ぶりを発揮していたという。
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