【新日本キック】メインの石原將伍「KOしか狙わない」
1月6日(日)東京・後楽園ホールにて開催される新日本キックボクシング協会の新春興行『WINNERS2019 1st』のメインイベントで、ペッテェー・ムエタイファイタージム(タイ)と対戦する日本フェザー級王者・石原將伍(いしはら・しょうご/25=ビクトリー)のコメントが主催者を通じて届いた。
石原は力強い右ローと右ストレートを武器に、24勝のうち12のKO勝ちを持つハードパンチャー。昨年10月に当時11戦無敗だった高橋亨汰との日本フェザー級王座決定戦を3RKOで制し、念願のタイトル獲得を果たした。
その後、ラジャダムナンスタジアムの王座を狙う石原はタイ人との連戦が続いており、4戦して2勝(2KO)1敗1分。昨年11月、元ムエサイアム中部地区フェザー級1位ヨードゲンを右ボディストレート一発でKOしている。。
「負けた試合の後は悔しい気持ちしかなかったのですが、今思えばあの負けがなかったら今回の勝ちはなかったかなと。負けた試合の方が印象は強いですし次につながります。5月に負けて8月にはドローと勝てない試合が続いたのはキャリア初のことで、2018年は濃い1年でした。それを乗り越えられたことが良かったですね」と2018年を振り返る。
パンチのイメージが強い石原だが蹴りの強化にも励み、「ヨードゲン戦では蹴りが結構当たっていい結果になりました。キックボクシングという競技名であるからにはパンチだけじゃなく、僕はチャンピオンなので蹴りなどのいろいろなテクニックも見せていき、魅せるキックボクシングを目指したいと思います」と、いい感触をつかんでいるようだ。
今回対戦するペッテェーはタイの北部チェンマイ県にあるチェンマイ・ソージンジャルンカンチャン・スタジアムのフェザー級3位。
「オーソドックスという情報しかありません。向こうには僕の情報はたくさん行ってると思いますが、僕はリングに上がってどういう選手なのかどうかを確かめたいと思います」と対戦相手の情報はほぼない状態だが、「相手のことが分かって準備しても、いざ試合になると違う展開になることが多いので臨機応変に対応出来るように相手情報を入手しないようにしています。型にはまると自分は空回りしてしまうんです」と、あえて情報をシャットアウトしていると話した。
2019年初戦を迎えるにあたり、「僕はどの試合でもKOしか狙っていません。決着はジャッジに委ねることなく自分で白黒付けたいと思います。タイ人の強さ、レベルの高さを感じていますが、そういう強いタイ人とやりつつ、他団体の強い日本人選手ともやっていきたいですね。組まれれば誰とでもやって勝つのみです。まずは1月の試合は新日本キックの2019年の始まりでもあるので、キッチリ勝っていいスタートを切りたいと思います」との意気込みを語った。
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