【RIZIN】堀口恭司、次は敵地ベラトールに乗り込む
12月31日(月)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.14』で、Bellator世界バンタム級王者ダリオン・コールドウェル(31=アメリカ)を破り、RIZIN初代バンタム級王者になった堀口恭司(28=アメリカン・トップチーム)が試合を振り返った。
「相手がデカくて凄く力を感じる試合でした」とコールドウェルの身長178㎝とのサイズの違い(堀口は165㎝)を感じながらも、「今回はプラン通りに戦えました。フィニッシュのギロチン(フロントチョーク)はプランにありました。コールドウェルが(過去に1度だけ)負けているのはギロチンだったのでチャンスがあれば、と思っていました。いい位置に頭があったので極まってよかった。コーチ陣からは下になるリスクがあるのであまりやるなと言われていたんですが、手応えがありました」と、フロントチョークは狙っていたと明かす。
フロントチョークが極まるまではテイクダウンを奪われ劣勢に見えていたことについては、「セコンドは1、2Rは取っているとは言っていましたが、自分の中ではコントロールされているという判断をしました。3Rは極めないとダメだと思った。向こうはリーチもあるし、レスリングが上手いので、下になるのは想定内。本当はスタンドで行く予定でした」と、自身も負けているとの感覚があったという。
また「前回の那須川天心戦でいいところを見せられなかったので、(空手の)二瓶先生とKIDさんにもいいところを見てもらえたらと思って写真を持ってきました」と、亡き師匠2人への想いも語った。
次は「ベラトールのチャンピオンが日本に来てくれたから、今度は自分が(ベラトールに行って)リマッチしたいとは思う」と、敵地に赴いて再戦を受けたいとする。ベラトールはUFCに次ぐ規模を誇るアメリカのMMA(総合格闘技)団体。
「日本のRIZINのベルトを海外に持って帰られるのは嫌だし、日本で戦うのに負けられないでしょう。(ベラトールのベルトも狙いたい?)もちろん。もっともっと日本の格闘技を昔のPRIDE時代のように楽しいんだぞ、と知らせていきたい。自分の試合がそのきっかけになったら嬉しい」と、ベラトール王座との二冠達成で日本の格闘技をアピールしていきたいと力強い言葉も。
今後については「すぐに練習は再開します。アメリカでは空手が出来ないので、こっちにいる間に空手をやりたい」と、すぐに始動すると話した。
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