【NJKF】YETI達朗の挑戦者にT-98、他団体王者たちが乗り込む
2月24日(日)東京・後楽園ホールで開催される、ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)の2019年シリーズ開幕戦『NJKF 2019 1st』の対戦カード第一弾が発表された。
今大会はトリプルメインイベントとして、NJKFの精鋭たちが他団体王者を迎え撃つ。
トリプルメインのトリを務めるのは、昨年12月大会で匡志YAMATOを初回KOで降し、WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王座の防衛に成功したYETI達朗(キングジム)。今回も同王座の防衛戦となり、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者T-98(クロスポイント吉祥寺)を迎え撃つ大一番が決定した。
王者が乱立するキック界において「本物の王者を目指す」と語るYETIにとって、この階級の国内第一人者との呼び声高いT-98は願ってもない相手。T-98はローキックとボディブローを武器に、REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王座やWPMF世界ミドル級王座など8本ものベルトを獲得。WBCムエタイでは日本統一ウェルター級王座を獲得しており、今回王座奪取に成功すれば2階級制覇となる。
YETIは、現役時代に36勝のうち26KOとKOの山を築いた元OPBF東洋太平洋ウェルター級王者・吉野弘幸からパンチを学び、現在8連勝。最強の挑戦者から王座を守ることが出来るか。
トリプルメインイベント第2試合では、WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者・琢磨(東京町田金子)が初防衛戦。INNOVATIONの同級王者・葵拳士郎(マイウェイジム)を挑戦者に迎える。空手仕込みの蹴りを武器とする葵に対し、琢磨はパンチを得意としており、昨年9月にはNJKFスーパーフェザー級1位・澤田曜祐をボディブローで悶絶TKOに破っている。
琢磨は「KNOCK OUTに出たいと思うんですが、僕はNJKFを世界一の舞台にして、エースとして出て会場を超満員にしたいと思っている」との目標を掲げており、そのためにはこの王者対決による防衛戦は落とせない。
トリプルメインイベント第1試合では交流戦が行われ、NKBバンタム級王者・高橋亮(真門ジム)とNJKFバンタム級1位・大田拓真(新興ムエタイジム)が対戦。
高橋はKNOCK OUTでも活躍し、キック界を席巻する高橋三兄弟の次男。蹴り技を得意とし、常にKO狙いの激闘派。2017年11月には当時のNJKFバンタム級王者・玖村修平からダウンを奪って破っている。
迎え撃つ大田はジュニアキック時代から活躍し、プロデビュー後は仲山大雅、片島聡志、隼也ウィラサクレック、貴・センチャイジムらの強豪を撃破。左ミドルキックを主体としたムエタイベースながら、右ストレートを始めとする強いパンチも誇る。打倒・高橋で一気に名を売るチャンスだ。
また、大会前日となる2月23日(土)には出場選手が揃っての計量&記者会見イベントを実施。入場無料で行われ、詳細はおって発表となる。
<決定対戦カード>
▼トリプルメインイベントIII WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級タイトルマッチ 3分5R
YETI達朗(34=キングジム/王者)
vs
T-98(33=クロスポイント吉祥寺/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者/挑戦者)
▼トリプルメインイベントII WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R
琢磨(26=東京町田金子ジム/王者)
vs
葵拳士郎(25=マイウェイジム/INNOVATION同級王者/挑戦者)
▼トリプルメインイベントI スーパーファイト 57kg契約 3分3R
高橋 亮(23=真門ジム/NKBバンタム級王者)
vs
大田拓真(19=新興ムエタイジム/NJKFバンタム級1位)
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