【K-1】KANAが北欧のムエタイ美女と再戦、相手の物言いに「言いたいだけ言っとけ」
3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される年に一度のビッグマッチ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K’FESTA.2』の記者会見が、8日(火)都内にて行われた。
新たに発表されたのは「日本vs世界・7対7」のカードとして、Krush女子フライ級王者KANA(26=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vsヨセフィン・ノットソン(22=スウェーデン)の女子マッチ。
両者は昨年11月大会で対戦し、KANAがダウンを奪っての判定3-0で勝利しているが、ノットソン陣営から“物言い”がついた。3R、ノットソンのヒザ蹴りにKANAが左ボディを打つとノットソンは背中を向けて痛みを訴えたように見えダウンを取られたのだが、これは「KANAのヒジがコスチュームに引っかかって、それを直すために背中を向けたらダウンと判断された」のだという。
中村拓己K-1プロデューサーは「いかなる理由があっても試合中に背中を向けるのはダメなことなので、レフェリーの判断は正しいものだった」としたが、「その一方でダウンが無かったらどうなっていたのかと思わせる競った試合展開だった。完全決着をつけてもらいたいと思った」との理由から、今回再戦が組まれたと説明した。
KANAは「ダイレクトリマッチになりました。(ダウンは)アクシデントとは言っても勝利に偶然は無い。これは自分にとっての試練だと思っています。勝者として圧倒的に勝つのがマナー。強い選手ですが、これくらいのレベルの選手は圧倒して勝たないと、自分が目標としているK-1のベルトすら作れないと思うので、しっかりKOして今度は圧倒的に勝とうと思っています」と、完全決着にやる気十分。
すでに力量は見抜いているようだが、油断しているわけではない。「これまで戦った外国人の中でも攻撃力やスピードがすば抜けていて、手数や攻撃の的確性も高く、対策していないと勝てない相手なのでしっかり対策して圧倒的に勝ちにいこうと思います」と、万全を尽くす。
11月の試合以降、「年末は海外に行っていて、海外の女子の選手とスパーリング中心の練習をして帰国しました。そして今日から練習を再開しました。3月へ向けて対策をしっかり練っています」と、海外修行へ出かけていたというKANA。
海外修行は昨年中旬に続いて2度目で、「男子とスパーするのと女子とスパーするのとでは感覚が違うと思うのと、海外選手と手を合わせることによって試合の感覚に近い感覚をつかめるので今回も行きました」と、成果を感じている。
「前回は自分でも相手のペースでもなく終わったので、次は自分が全てのラウンドを支配したいと考えています。前回以上の勝ち方をしないと私の価値が落ちる」と、前回以上の差を見せつけて勝つつもりだ。
「K’FESTAというK-1のビッグイベントで女子の試合を組んでもらえたことを光栄に思う。前回KANAと対戦した時はアクシデントでダウンを取られて判定で負けてしまった。ずっとKANAと再戦を希望していたので、今回のオファーをもらって本当に嬉しかった。一度KANAと対戦して、何をやって来るのか分かった。彼女の思い通りにはさせないし、私が全ラウンドで主導権を握る。今回は完全決着でKANAに勝つ」
それに対してKANAは「そんなことを言われても。試合中に背中を向けたらダウンを取られるだろうって思いますね。言いたいだけ言っとけって感じです。なので次はコスチュームがズレないように、しっかり締めてきてね」と余裕のメッセージを送った。
<決定対戦カード>
▼日本vs世界・7対7 女子-51kg契約 3分3R延長1R
KANA(26=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
vs
ヨセフィン・ノットソン(22=スウェーデン)
●編集部オススメ
・KANAが北欧のムエタイ美女にダウン奪っての勝利、7連勝に
・北欧のムエタイ美女ノットソンが自信満々「KANAはびっくりする」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】