【RISE】世界トーナメントにムエタイ超強豪が来襲(動画あり)
3月10日(日)東京・大田区総合体育館で開幕する、優勝賞金1000万円のRISE世界トーナメント『RISE WORLD SERIES 2019』の追加参戦選手が発表された。
『RISE WORLD SERIES 2019』は世界各国から8名が参戦し、ワンデーではなく3大会に分けてのトーナメントで世界最強の座が争われる。1回戦は3月か4月、準決勝が6月か7月、決勝は8月~10月を幕張メッセ・両国国技館クラスの会場で行う。優勝賞金は1000万円、準優勝は200万円と破格。
元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・大雅(22=TRY HARD GYM)の出場が決まっていた61kg級トーナメントに、ムエタイの超大物の参戦が決定した。その大物とはラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者セクサン・オー・クワンムアン(タイ)。
セクサンはビッグマッチには欠かせない激闘派のスター選手の一人で、2015年9月にはラジャダムナンスタジアムにて、WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者・梅野源治を迎え撃ち、勝利を奪って梅野の進撃をストップした。同年にはラジャダムナンスタジアムの年間MVPにも選ばれている。
昨年12月20日には日本でもお馴染みの第2代KING OF KNOCK OUTライト級王者ヨードレックペット・オー・ピティサックからも勝利を奪っており、近代ムエタイのトップ中のトップ選手。ニックネームは“絶対に諦めない男”。
RISEスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リー(韓国)もトーナメント参戦が決定。現在は「KNOCK OUTアジアトーナメント」に参戦中だが、本人は両トーナメント優勝を今年の目標にしており2019年は試練の年となる。“韓国の鉄拳”と呼ばれる強打が武器で、野辺広大、裕樹、町田光など日本人トップから勝利を収めてきた。
その「KNOCK OUTアジアトーナメント」に参戦が決定していたが、無念の欠場となったル・ジュン(中国)も参戦。実力急上昇中の中国にあって『EM LEGEND』や『武林風』などの中国キックボクシングイベントで数々のタイトルを獲得している実力者だ。8つのタイトルを獲っており、「中国で人気があり、長い手足で打ち合う選手です。身体も強い」とは小野寺力KNOCK OUTプロデューサーの談。
そして、大雅とともに海外の強敵を迎え撃つのは“ミスターRISE”こと裕樹(36=ANCHOR GYM)。RISE旗揚げ当初から活躍し、スーパーフェザー級、ライト級、スーパーライト級で王者に輝いて団体史上初の三階級制覇を達成した。昨年11月の両国大会では、あのロッタンを得意のローキックであと一歩のところまで追い込んでいる(逆転のダウンを奪われ判定負け)。今春に引退宣言をしていたが、このトーナメント制覇のため撤回。プロキャリアの集大成を懸け大勝負に挑む。
裕樹は自身のSNSで「僕が大好きなRISEで、僕が青春の全てをかけてきたRISEのリングで、僕は世界最強の選手達と戦ってみたい。RISEが育てた選手達を、偉大な先輩方を、僕はずっとこの目で見てきた。RISEの全てを知っている現役選手は僕しかいない。最強の裕樹を。最強のローキックを見せる」と、その覚悟を綴っている。
これにより、61kg級トーナメント出場選手は5名となった。残り3名は追って発表となる。
<-61kgトーナメント出場決定選手>
大雅(TRY HARD GYM/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者)
裕樹(ANCHOR GYM/RISE三階級王者)
チャンヒョン・リー(韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級王者)
ル・ジュン(中国/盛力人和/2017年EM LEGEND-65kg王者)
セクサン・オー・クワンムアン(タイ/ソーソムマイジム/ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者、2015年ラジャダムナンスタジアムMVP)
●セクサン(青)の試合動画(対戦相手は元ルンピニー認定ライト級王者パコーン)
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