【K-1】タイトル挑戦目指して大沢文也vs篠原悠人、金子晃大vs玖村修平
3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される年に一度のビッグマッチ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K’FESTA.2』の記者会見が、8日(火)都内にて行われた。
昨年12月の大阪大会で行われた「K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント」で準優勝の大沢文也(27=TANG TANG FIGHT CLUB)と第3位の篠原悠人(20=DURGA)がスーパーファイト(ワンマッチ)で対戦。
篠原はトーナメント1回戦で優勝候補の本命と目されていた第5代Krushライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ)から左フックで2度のダウンを奪い、KO勝ち。準決勝でも試合を優位に進めていたが、林健太に逆転KO負けを喫した。
「トーナメントで負けてKrushスーパー・ライト級のベルトも返上して、ライト級一本でやっていくと決めての初試合です。トーナメントは悔しかったので絶対にK-1ライト級のベルトを獲りたい。これはベルトにつながる試合だと思っているので勝ちたい」と意気込む篠原。
大沢は1回戦でリュウ・ウェイ(中国)、準決勝で恭士郎(士魂村上塾)を破って決勝へ進出したが、林健太にダウンの応酬の末TKO負け。あと一歩のところで涙を呑んだ。
「篠原君とは試合がしたくて、トーナメントの決勝でやれたらと思っていたんですよ。林選手にお互いKO負けしているので、そのKO負けした2人が戦うのが僕も楽しみだし、ファンも楽しみだと思う。期待してください」と、大沢は篠原との対戦を望んでいたという。それを受けて篠原も「テクニックはあると思うので、僕もテクニックで試合をするのが楽しみなのでやりたかった選手です」と話した。
そして、デビュー以来7戦全勝(4KO)で注目される第3代Krushバンタム級王者・金子晃大(21=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がK-1に初参戦。元NJKFバンタム級王者・玖村修平(22=K-1ジム五反田チームキングス)とスーパーファイトで対戦する。
玖村が「全てを懸けて挑んだK-1大阪大会でノーコンテストに終わり、悔しかった。そこで大きな舞台で金子選手と決まって最大のチャンスが来たなって感じで、全力で戦います。金子選手に僕が初黒星を付けて、無敗記録を消します」と言い放てば、金子は「K-1には初参戦ですが、やることは変わらないのでどんな相手と組まれてもKOしたいと思います」とKO宣言。
お互いの印象を聞かれると玖村は「金子選手は53kgでしたが身体が大きかったので、すぐに上げて来ると思ってずっと意識していました。スピード・パワー・テクニック全てそろった凄い選手だと思いますが、穴が無いわけじゃない。そこを突いてしっかり倒したいと思います。あと金子選手とは同い年で、チャンピオンの武居選手も同い年なので、この世代で盛り上げてこの試合が挑戦者決定戦になればいいなと思っています」と、金子の実力を認めながらも穴があると指摘。
すると金子は「試合が決まってから試合を映像で見ましたが、僕的には正直、強い選手だとは思わないので、やって倒して見せればと思います。やるからには55kgのベルトを獲りたいので、しっかり練習できたらと思っています」と、問題なしとする。それに対して玖村も「正直なところK-1でまだ自分の強さを見せられていませんが、慣れて来ると思うので今に見てろよって感じです」と返答した。
また、K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹については、「武居選手はテクニックを全て持っている凄い選手だと思いますが、前回僕は大阪の試合を見ていて少し穴が見えた。そこを突き詰めて倒しに行きます」(玖村)、「見た感じは55kgで一番強いと思うし、55kgで評判いいので(戦えば)強さが分かりやすいからいいと思います」(金子)と、ともに挑戦へ名乗りを上げた。
<決定対戦カード>
▼スーパーファイト ライト級 3分3R延長1R
大沢文也(27=TANG TANG FIGHT CLUB)
vs
篠原悠人(20=DURGA)
▼スーパーファイト K-1スーパー・バンタム級 3分3R延長1R
金子晃大(21=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
vs
玖村修平(22=K-1ジム五反田チームキングス)
●編集部オススメ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】