【MA日本キック】村上祭を横浜で初開催、三大タイトルマッチ決定
村上竜司塾長の出身地である愛媛県西条市で行われてきた村上祭が、2月3日(日)神奈川・ホテル メルパルク横浜にて開催されることが発表された。大会名は『村上祭Vol.3 村上竜司 生誕55年記念大会』。
村上は90年代前半、K-1を始め空手・キックボクシングで活躍し、故アンディ・フグと一戦を交えたこともある。小細工抜きで真正面からぶつかり、最後まで勝つことを諦めない戦いっぷりで“漢”(おとこ)と称されて人気を博した。現在は士魂村上塾の師範として後進の指導にあたり、元RISEライトヘビー級王者・上原誠、RISEライト級王座ほか四冠王・水町浩ら数多くの王者を育てている。
今大会では三大タイトルマッチが行われ、まずはMA日本ミドル級タイトルマッチで王者・井原浩之(34=スタジオK)が挑戦者・横山剛(35=クレイジーウルフ)と対戦する。
井原は17年5月にMA日本ミドル級王座決定戦でyama刃を下して念願のタイトル獲得を果たした。同年7月にはHOOST CUP EX日本ミドル級王者で元ルンピニースタジアム認定ウェルター級7位のチューチャイ・ハーデスワークアウトジムと引き分けるなど、強豪相手を相手にチャンピオンとしての意地を見せている。
対する横山は“天才空手家”“ファンタジスタ”の異名どおり、試合では派手な足技の連続で観客を魅了。これまでにアクセルミドル級、CMA KPWミドル級、KAISERミドル級などのタイトルを保持している。井原が防衛か、それとも横山がベルトを追加するのか。
そして、MA日本ヘビー級王座決定戦では山下力也(道真会館)と遊笑(ゆうや/Y’s glow)が対戦する。山下は“道真会館の重戦車”と呼ばれ、空手入賞歴多数、グローブ空手では無敗の戦績を誇る愛媛在住の選手。キックでは2016年4月のプロデビュー戦で元RISEヘビー級王者・上原誠と接戦を繰り広げたほか、2016年RISEヘビー級新人王、ACCELヘビー級タイトルを獲得。昨年4月には50戦近いキャリアを持つ元HEAT王者プリンス・アリと対戦し、得意のハイキックでダウンを奪って判定勝ちした。
対する遊笑はデンマークで行われた“サバキ”という空手の技を競う国際大会『サバキ・ チャレンジ・スピリット2011』で、日本人として初の入賞(+85kg級で銅メダル)した実績を持つ。130kgの巨体を誇り、キックボクサーとしてはJ-NETWORKでヘビー級タイトルに絡むなど活躍してきた。
また、MA日本スーパーライト級王座決定戦では竹市一樹(二刀会)とバズーカ巧樹(菅原道場)が対戦する。竹市は打たれても前に出続ける根性ファイター。一方、巧樹はKrushを主戦場にしているハードパンチャー。同門の先輩、MA日本スーパーフェザー級・島野浩太郎に続いてベルト奪取なるか。
MA日本キックボクシング連盟/士魂村上塾
「村上祭Vol.3 村上竜司 生誕55年記念大会」
2019年2月3日(日)神奈川・ホテル メルパルク横浜
開場12:30 開始13:30
<決定対戦カード>
▼MA日本ミドル級タイトルマッチ 3分3R
井原浩之(スタジオK/MA日本ミドル級王者)
vs
横山剛(クレイジーウルフ/挑戦者)
▼MA日本ヘビー級王座決定戦 3分3R延長1R
山下力也(道真会館)
vs
遊笑(Y’s glow)
▼MA日本スーパーライト級王座決定戦 3分3R延長1R
竹市一樹(二刀会)
vs
バズーカ巧樹(菅原道場)
▼78kg契約 拳闘マッチ
JUN☆ITO(士魂村上塾)
vs
ドラゴン・マッスル・ビー(ドラゴンチーム モンキージム)
▼61kg契約 3分3R
翼(菅原道場)
vs
ちび太(スタジオK)
▼63kg契約 3分3R
本村謙太(朝久道場)
vs
Kyudo
▼58kg契約 3分3R
山浦力也(北斗会館浅科道場)
vs
角☆チョンボ(クレイジーウルフ)
▼60kg契約 3分3R
聖人(スタジオK)
vs
中島裕(クレイジーウルフ)
▼竹山晴友還暦記念引退試合 3分1R
竹山晴友
vs
桜木裕司
▼元K-1ファイター 上原誠 引退式
<会場>
横浜市中区山下町16
みなとみらい線 元町中華街駅 4番出口徒歩1分
JR根岸線 石川町駅 徒歩15分
<チケット料金>
SRS席20,000円 RS席12,000円 S席7,000円 A席5,000円
<チケット発売所>
士魂村上塾、出場各ジム
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