【修斗】平川智也vs安藤達也のトップランカー対決、代理戦争で逆転ハイキックKO勝利の木下毅顕がデビュー
3月24日(日)東京・浜松町のニューピアホールにて開催される『SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第2戦』の第一弾対戦カードが発表された。
メインイベントには、強打で鳴らす修斗世界バンタム級3位・平川智也(31=MASTER JAPAN)vs同級世界8位の”怪物”安藤達也(28=フリー)が決定。
平川は元環太平洋ライト級4位でパンチを武器に4連勝し、2016年11月、環太平洋ライト級王座決定戦に出場。敗れはしたが、17年11月にバンタムに階級を変え1年ぶりに復帰。
復帰後はKO勝利2つを含む3連勝の後、昨年9月に蹴りを得意とする元修斗環太平洋バンタム級王者・根津優太と、パンチvsローキックの打撃戦の末判定負けした。
対する安藤は全日本レスリング選手権2位などの実績を残し、2014年にプロデビュー。2015年にテレビ東京で放映されたUFCとの契約を懸けた『Road to UFC JAPAN』のトーナメントにも出場するなど、キャリア初期から華々しく活躍。
1年ほどのブランクの後、昨年1月第4代修斗環太平洋ライト級王者・土屋大喜に判定で完勝、その後も勝ち続け3連勝中だ。
平川は自身のSNSで「勝って、もう一度修斗バンタム級に自分の存在を知らしめます!」と意気込む。バンタム級では今月27日に環太平洋新王者・岡田遼が誕生。激戦区の王座戦線にアピールするためには、互いに落とせない試合だ。
また、昨年末にABEMAにて放送された「格闘代理戦争3rdシーズン」FINALのワンマッチにて、格闘代理戦争2ndシーズントーナメント優勝者ユン・チャンミンに左ハイキックで逆転KO勝ちした木下毅顕(和術慧舟會HEARTS)がプロデビュー。
木下は2015年KWU(極真世界連合)世界大会-80kg準優勝、2014年第6回JKJO(全日本空手審判機構)全日本大会重量級の部優勝などの実績を持つ空手家だ。
逆転ハイキック勝利については「皆(グラウンド状態から)立ってすぐ蹴れるのが凄いと言ってくれますが、”あの距離になったら蹴る”という完全にフルコンタクト空手(手技による顔面攻撃無しの直接打撃制)の感覚」と振り返った木下。
「フルコンタクト空手はMMA(総合格闘技)などでは弱いというイメージがどことなくある。MMAで空手がクローズアップされても、伝統派空手だったり…。フルコンをやっていても悔しかったし、そういう肩身が狭い思いをしている人もいると思う。フルコンでもやりようによっては、しっかりMMAに通用させられるというところを見せたい」と、フルコンタクト空手の復権を目指すと意気込んだ。
<対戦決定カード>
▼バンタム級 5分3R
平川智也(同級世界3位/MASTER JAPAN)
vs
安藤達也(同級世界8位/フリー)
▼フェザー級 5分2R
内藤太尊(同級世界10位/roots)
vs
工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A.)
▼フェザー級 5分2R
高橋孝徳(同級環太平洋9位/和術慧舟會AKZA)
vs
稲葉 聡(秋本道場JungleJunction)
▼フェザー級 5分2R
星野 豊(和術慧舟會HEARTS)
vs
久保村ヨシTERU(飛翔塾コンドル)
▼フェザー級 5分2R
藤木龍一郎(和術慧舟會AKZA)
vs
木下毅顕(和術慧舟會HEARTS)
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