【K-1】カリミアンに挑戦する加藤久輝、”K-1のため”KO勝利で王座奪取宣言
3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~』で、K-1 WORLD GPクルーザー級王座に挑戦する加藤久輝(36=ALIVE)が愛知県の所属道場にて公開練習を行った。
加藤は大道塾の総合武道・空道で全日本体力別選手権5連覇、全日本無差別選手権3度優勝。2013年3月からはMMA(総合格闘技)にも挑戦し、2015年からはアメリカのUFCに次ぐビッグプロモーションである『ベラトール』に定期参戦。
今年6月、K-1に初参戦して国内重量級トップファイターの上原誠を延長戦の末に下すと、11月大会ではRUIに1Rで圧巻のKO勝利を収めた。
クルーザー級の王者は、シナ・カリミアン(30=イラン/WSRフェアテックス・イラン)で、130戦以上のアマチュア経験を持ち、アマチュアでは5度世界王者に輝いた強豪。9月に行われた「K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント」に参戦し、2メートルの長身を生かしたリーチと多彩な足技を武器に制覇し王座に輝いた。
加藤は公開練習で、出稽古先のMEIBUKAI・丹山会長を相手に3分1Rで蹴りとパンチを織り交ぜたパワフルなミット打ちを披露し、仕上がりの良さをアピール。
長身のカリミアンに対し加藤は「確かに僕より身長は大きいですけど、その分、狙いやすいところもある。200cmあるっていうのはあんまり気にしてないですね」と断言。
「前に出てコツコツ当てて気持ちも強い」とカリミアンを評価する一方で「もちろん延長までフルで戦う準備はしていますが、自分は1Rで一発で終わらせる力(パワー)がある。カリミアンが打たれ強いと言われると余計に倒したくなる。KO勝ちのイメージはできてるし、そのための準備はしてます」と王者ををKOするイメージも出来上がっている。
さらに加藤はカリミアンが記者会見でほとんど発言しなかったことに触れ「プロとしてもうちょっと盛り上げてほしいとは思った。何も言ってくれないと、こっちも答えようがない。もうちょっとチャンピオンらしいパフォーマンスをやってほしいですね」と苦言を呈した。
「最高の舞台で最高の結果を出したいんで、やっぱりKOで終わらせたい。カリミアン選手がチャンピオンのままだとK-1が困ると思うので、自分がチャンピオンになります」と、舌戦を盛り上げない王者にKO勝利で取って代わると宣言した。
●編集部オススメ
・加藤久輝が破壊力抜群の一撃KO勝ち、王者カリミアンに挑戦アピール
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!