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【K-1】王座挑戦の林健太「子供と会えない上に試合で負けるのは男として終わってる」

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2019/02/07(木)UP

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強打と気持ちで戦う林が、念願のK-1王座挑戦

 3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される、年に一度のビッグマッチ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K’FESTA.2』。

 第3代Bigbangスーパー・ライト級王者の林健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG)が、卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が保持するK-1 WORLD GPライト級王座に挑戦する。

 王者の卜部は同門だが、林は「抵抗はないです。功也くんは本当に良い先輩ですけど、ベルトがかかっている・かかってない関係なく、リングに上がったら誰が相手でも一緒です」ときっぱり。

優勝した12月の最強決定トーナメント準決勝では、1RKO勝利

 共に練習している王者の強さは「多分、ライト級のどの選手よりも自分が一番実感していると思います。功也くんはホンマに強いです」としながらも「でも相手がどんだけ強くても、僕には僕が勝つことを待っている子供たちがいるんで」と言う林。

「自分には家庭があるので、普段は現場仕事をしています。試合前になると朝から仕事に行って、夜に練習して、子供と会えるのは仕事から帰って、ジムに行く前に荷物を取りにいく時だけなんですよ。その時に子供たちから『またどっか行くの?ずっと家に居ないね』と言われて、ずっとそれが心に残ってるんです」と家族を大切に思いながらも、仕事と練習の両立で触れ合えない日々を告白。

相手は攻撃力もディフェンスも超一級の王者・卜部功也

 さらに「子供たちにこんな思いをさせといて『試合に負けました』じゃ自分もしんどいですけど、子供たちに会わす顔がない。前回のトーナメントもホンマに気持ちだけで戦って、何が何でも勝とうと思いました。トーナメントで優勝したあと保育園に行ったら、先生から長男が『“パパ、K-1で勝ったんだよ!”と自慢していました』と聞かされて。

 次男はホンマにまだ自分で服も脱げないような子供なのに『“パパ、アンパンチ(アンパンマンの得意技)したよ”と教えてくれました』と連絡帳に書いてあって。それで泣きそうになったんですよ。ホンマに勝つと負けるとでは全然違うなって。だから功也くんと仲が良いとか良くないとか関係なしに、僕は本気でベルトを獲りに行きます」と、父親ファイターとしての顔を覗かせる。

家族や子どもの存在が力になる(本人のSNSより)

 そんな家族や子供の存在がモチベーションになる林は「練習で子供と会えないうえに試合で負けるのは、男として終わってるな、と。だから練習する時も“もう絶対に負けへん!”って気持ちで練習しています。自分はホンマに適当な性格なんで、子供がいなかった時は『今日は眠たいから休もう』みたいな感じで、けっこう練習を休んでたんです(苦笑)。でも家族や子供のことを考えると…そんなこと絶対にできないですよね」と、甘えやすかった自分の支えになっているという。

 対戦発表会見では「自分の拳は重いぞ」とコメントしていた林。「自分はいつも全力で頑張ってるんですけど、今回は練習もすべて見つめ直して、改めて全力でベルトを獲りに行きます。だから12月のトーナメントの時よりも相当硬くて重いパンチになっていると思います。功也くんはパーフェクトで穴がない選手ですけど、自分が勝ってる部分もある。気持ちと攻撃力、そこで戦おうと思います」と家族への想いに裏打ちされた強打を磨き、念願の王座獲りへ向かう。

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●編集部オススメ

・ダウンの応酬で林健太が4度ダウン奪いTKO勝ち、トーナメント制覇

・卜部功也vs林健太の同門対決でタイトルマッチ

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