【RISE】太々しい栄井大進に瀧谷渉太は「覆したい」
2月8日(金)東京・新宿FACEにて開催される『RISE EVOL.2』の前日計量&記者会見が、7日(木)都内にて14:00より行われた。
セミファイナルで対戦する、RISEスーパーフライ級3位・瀧谷渉太(29=KSS健生館)はスーパーフライ級リミットちょうどの53.0kg、同級5位・栄井大進(20=TARGET)は52.85kgでそれぞれ計量をクリアー。
初代・第2代Krush-55kg王者の瀧谷は2015年12月の試合を最後にリングを離れていたが、2017年9月に復帰。昨年3月の『RISE 123』からRISE参戦を果たすも連敗。しかし、8月の『RIZIN.12』でシュートボクシングのホープ佐藤執斗とダウンの応酬を繰り広げ、激しい試合を競り勝って復活した。得意の飛びヒザ蹴り、左ストレート、左ハイキックは健在。
栄井は軽量級のホープで多彩かつ鋭い攻撃を持ち、那須川天心らがプロ練習を行うTEAM TEPPENにも出稽古に通っている。昨年5月には『RISE.10』に参戦し、現KNOCK OUTフライ級王者・石井一成とスピード感溢れる熱戦を展開し、判定で敗れるもフルラウンド戦い抜いた。
会見で栄井は「53kgは僕が勝たないと面白くないので明日はしっかりKOで勝ちます。瀧谷選手は思ったより小さかったのとオーラはそんなに無かったですね。昔の映像を見たら強かったけれど、最近は落ちちゃったのかなって。だから全局面で圧倒できたらと思っています」と、太々しい発言を爆発させる。
対する瀧谷は「おら、瀧谷」といつも通り大好きな『ドラゴンボール』風に挨拶すると「明日はセミに選んでいただき光栄です。セミの仕事をして盛り上げられるように、バチバチの打ち合いをしましょう。よろしく」と栄井に宣戦布告。
「僕は栄井君は前から見ていて、目の前にして見ると思ったより大きかったです。あとは髪の毛がサラサラですね。僕はゴワゴワなので」と言って笑いをとったが、「過去の自分が強かった、今は動けていないというのは正直な印象だと思います。でもそれを覆したいですね。明日は“金色”の瀧谷になります」と、再び光り輝くと言い放った。
2019年の目標を聞かれると栄井は「この試合に勝って今年中にタイトルに挑戦しようと思っています」、瀧谷は「あと何試合出来るか分からないので、明日の試合に全力を尽くしたいです。記録よりも記憶に残る試合をしたいと思います」と、それぞれの年齢と立場に沿った目標を掲げた。伊藤隆RISE代表は「この試合の勝者はスーパーフライ級王座の次期挑戦者決定戦の候補に挙がって来るでしょう」としている。
第6試合で対戦するRISEスーパーフェザー級8位TASUKU(リアルディール)は59.9kgでスーパーフェザー級リミットの60.0kgをクリアーしたが、RISEフェザー級9位・竹内皇貴(チームドラゴン)は50グラムとわずかにオーバー(2度目の計量でクリアー)。
そのため1人で会見に出席したTASUKUは、「僕はEVOL.1にも出場させていただき久しぶりに勝てたので、2でも勝てるように一生懸命に頑張ろうと思います。やってきたことを出せれば盛り上がると思うし、勝てると思います。(相手は)今いないのですが、1個下の階級でやっていたのに調整をミスったのか、計量をクリアー出来なかったのは予想外でした。そのためか覇気は感じられなかったですね」とコメント。
竹内は、まるでリングに根を生やしたかのように一歩も下がらずその場で打ち合うフィジカルファイターだが、TASUKUは「僕は前に出て戦うタイプ。やってきたのは前へ出るスタイルなので、僕も下がったらペースを持って行かれるから押して行かないと勝てないと思っています。しっかり押します」と、“不退王”の異名を持つ竹内を下がらせると宣言。
そして「タイトルに絡んでいきたいと思っているので、まずは今年一発目で勝って。どんどん試合の声がかかるようになって、ひとつひとつ勝ってタイトルに一歩一歩近づいて行きたいと思っています」と、堅実に王座挑戦へ進んでいきたいと話した。
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