【Krush】”お客様第一”の激闘派OD・KEN「盛り上がってないと焦る」
2月16日(土)東京・後楽園ホールにて開催の『Krush.98』で「初代クルーザー級王座決定トーナメント1回戦」のうち2試合が行われる。
既に1月26日の『Krush.98』で2つの1回戦が行われており、K-1初代クルーザー級王者決定トーナメント3位のK-Jee(28=K-1ジム福岡チームbeginning)と、同じく3位という結果を残した杉本仁(28=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がいずれも2RKO勝利で勝ち上がっている。
今回残りの2試合が行われ、うち一つはJ-NETWORKヘビー級1位のOD・KEN(ReBORN経堂)と、WMC日本ヘビー級王者・植村真弥(WSRフェアテックス幕張)が対決する。
ODはKO率が高いファイター(16勝12KO)で一撃必殺の右ストレートを持つ。Krushには17年から出場し、3戦2勝だが、すべてKO決着。昨年開催されたK-1初代クルーザー級王座決定トーナメントにも参戦、1回戦で、優勝し王者となったシナ・カリミアンに延長戦の末KO負けした。
対戦相手の植村の印象をODは「(試合を見ていて)会場が盛り上がる打ち合いをしていたと思います。僕もそこに水を差す気はないのでOD・KENタイムでガツガツ打ち合います」と、激闘派同士で打ち合いたいとした。
打ち合って試合を盛り上げる“お客様第一”を売りにするODは「やっぱり盛り上がってくれると僕も頑張ろうという気持ちになりますし、盛り上がってないと焦るんですよね。ちょっと距離を取ろうかなと思って回ったりすると、やっぱりシーンとなるじゃないですか。そうなると寒い試合にならないように行くしかないなって思います」とサービス精神溢れた試合を展開したいという。
トーナメントで優勝し、またK-1に出たい意向を持つODは「是非もう1度カリミアン選手とやりたいし。そのためにはこのトーナメントに優勝しないと実現しないと思います。勝ちに拘りつつ、自分は試合を盛り上げるキャラなんで、しょっぱい試合をしないように頑張ります」と“お客様第一”で盛り上げつつ、自身のリベンジのためにも王座を狙う。
対する植村は、破壊力抜群の左右フックを持ち味に、Bigbang、J-NETWORK、M-ONEなどのリングで活躍。今年5月にはWMC日本ヘビー級王座を1R 1分47秒の速攻KOで獲得した。
植村はODの印象を「記者会見の前に挨拶したら、すごく良い人でした」と笑う。試合展開は「僕は作戦とか立てないんで、出たとこ勝負でやっていきたいと思います」とあくまでマイペース。
ベルトに対しては「色んな人のおかげで自分は格闘技をできているので、その人たちを喜ばせたいです」という気持ちがある。「とにかく勝てば喜んでくれると思うんで、まずは何よりも勝ちに行きます。トーナメントに出ている選手はみんな強敵ですけど、自分にチャンスがないわけではないんで、必死に頑張ります」と支えてくれている人たちのためにも全力で王座を獲りにいくと語った。
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