【KNOCK OUT】韓国の鉄拳迎え撃つ森井洋介「傷跡を残す」
2月11日(月・祝)東京・大田区総合体育館にて開催される『KNOCK OUT 2019 WINTER ―THE ANSWER IS IN THE RING―』の前日公開計量&記者会見が、10日(日)都内にて16:00より行われた。
メインイベントの「KING OF KNOCK OUTライト級アジアトーナメント」準決勝で対戦する、初代KING OF KNOCK OUTライト級王者・森井洋介(30=GOLDEN GLOBE)はリミットちょうどの61.50kg、現RISEスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リー(26=韓国)は61.40kgでそれぞれ計量をクリアー。
森井は2018年10月の1回戦でキヨソンセン・FLYSKYGYM(タイ)を延長戦の末に左ボディブローでKOして突破、リーは12月の1回戦で町田光に縦ヒジによるカットでTKO勝ちして今大会にコマを進めた。両者ともKOパンチャーだけに激しいパンチの打ち合いとなりそうだ。
会見で森井は「明日はKNOCK OUTで今年初メインなので、メインらしい試合をして4月の決勝につなげられる試合をして、何としても4月につなげたいと思います」、リーは「お久しぶりです。また韓国から来ました。明日勝って決勝でまた来ます。このトーナメントは勝つのが重要ですが、明日は自分がメインの試合になるので面白くてアツい試合をお見せします」と、両者そろってただ勝つだけでなくいい試合を見せると宣言。
森井は会見後の囲み取材で「不気味なオーラがありますね。戦い慣れている雰囲気があります」と、リーを直接見た印象を語り、「気持ちが強いし、パンチもキックも上手い。パンチ&ローで自分と戦い方が似ているので噛み合うと思います」と評した。
日本人トップクラスをマットに沈め、“韓国の鉄拳”と称されるリーのパンチについては「パンチの質はやってみないと分かりませんが、トップレベルだと思うので警戒はしています」とする。
1回戦はヒジ打ちで勝っているリーだが、ほとんどの試合をヒジ無しルールでやっているため、ヒジに関しては森井に分があると見られている。それを本人に聞くと「パンチでガンガン来るのでヒジは合わせやすいかも」と言いながらも、「前回やっているのでヒジの怖さは分かっているはず。闇雲にヒジで行くとパンチを合わせられる気がするので、当てられるものを当てる感じでいきます」と、ヒジにはこだわらないようだ。
リーは3月10日(日)東京・大田区総合体育館で開幕するRISE世界トーナメント『RISE WORLD SERIES 2019』にも出場が決まっており、KNOCK OUTと両方のトーナメントを制覇すると豪語している。
それについて森井は「出来るならやればいいと思う。出られるなら出ればいい。僕とやって1カ月で回復できるかどうかですね。僕はこの一戦に懸けていてその後のことは考えていません。ナメられたくはないので傷跡を残そうと思っています」と、無傷では帰さないと言い放った。
また、もうひとつの準決勝で対戦する現KING OF KNOCK OUTライト級王者ヨードレックペット・オー・ピティサック(タイ)は60.70kg、全モンゴル最強決定トーナメント60kg優勝ボルドバートル・アルタンドルグーン(モンゴル)は61.20kgでそれぞれ計量をクリアー。
ヨードレックペットは「明日は絶対にKOします。また自分がチャンピオンになります」、ボルドバートルは「明日は絶対に勝ってKNOCK OUTのチャンピオンになります」と、口をそろえて決勝へ進出すると断言。森井は「もちろんヨードレックペットに上がって来てもらわないと困っちゃいます」と、4月の決勝でヨードレックペットにリベンジしたいと話している。
●編集部オススメ
・メインは森井洋介vsチャンヒョン・リーのKOパンチャー対決
・KO負けもダウンも無しのチャンヒョン・リー、森井洋介のパンチは「速くもないし、大振り」
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