【KNOCK OUT】最強の敵を迎えた不可思「昔の殺気がある」
2月11日(月・祝)東京・大田区総合体育館にて開催される『KNOCK OUT 2019 WINTER ―THE ANSWER IS IN THE RING―』の前日公開計量&記者会見が、10日(日)都内にて16:00より行われた。
第6試合で対戦する、現KNOCK OUTスーパーライト級王者・不可思(クロスポイント吉祥寺 REBELS)は64.80kg、チャド・コリンズ(オーストラリア)は64.75kgでそれぞれ契約体重の65.0kgをクリアー。
不可思は昨年『KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント』で優勝し、初代王座に就いた。2018年を締めくくる12月の両国国技館大会では、山口侑馬に判定2-0で辛勝。4年前のリベンジを果たし、2018年を4勝1敗で終えている。
今回初来日のコリンズは幼少期よりオーストラリアでムエタイを始め、常にアグレッシブに攻めるファイター。2015年にムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアムでMVPに輝いたセクサン、元ルンピニースタジアム認定ライト級王者パコーン、ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者サックモンコンなどの世界トップクラスの選手にも勝利している。また、“ムエタイの生ける伝説”ことセーンチャイとも対戦しているムエタイのトップ選手だ。
コリンズは「明日は物凄く楽しい試合を見せます」と余裕の笑み。それに対して不可思は「まずは僕と戦うために日本まで来てくれたコリンズ選手、ありがとう。明日は必ず僕が勝つところを見せるので楽しみにしていてください」と厳しい表情でコメントした。
会見後の囲み取材で不可思は「試合が決まって最初に試合映像を見た時は“ヤバい”と思ったんですが、今は凄く自信がありますね。相手を初めて目の前にしても自信があります」と、今は勝つ自信しかないという。
実際に見て、「映像で見ると相手のタイ人が小さかったからなのか、もっとデカくて身長も高いと思っていたんですが、今日はそれほど感じなかった。身長差はあるので(コリンズ179cm、不可思175cm)距離はありそうですが、映像で見て感じていたほどではなかったです」との印象。
試合については「こっちの得意な戦い方を考えてきたので、戦いのプランはハッキリ決まっています。今まで試してよかったこと、いいところを全部出せれば勝てる」と、今まで培った来たものを全てぶつけるつもり。
これまでで最強の敵という認識は変わりなく「どんな形でもコリンズに勝ちたい。勝つことで世界的に評価を上げられると思うので。コリンズを相手に勝ったという結果が欲しいです」と、今回は試合内容の評価よりも勝利という結果が重要だとする。
そして「(昨年の)トーナメントも燃えたけれど、最近では一番燃えているし、ワクワクしていますね。ヤバい相手ということでKNOCK OUTに出初めた頃の“殺気”が今ある感じです」と、さらにギラギラ感を増していた。
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