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【シュートボクシング】女王MIO、寺山が計量クリアー「今年のMIOは違うぞ」

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2019/02/10(日)UP

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笑顔で計量をクリアーしたMIO

 2月11日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催されるシュートボクシング(以下SB)の2019年シリーズ開幕戦『SHOOT BOXING 2019 act.1』の前日公開計量&記者会見が、10日(日)都内にて17:00より行われた。

 第8試合で対戦するSB日本女子ミニマム級王者MIO(23=シーザージム)は契約体重の48kgを47.85kgで、対するJ-GIRLSミニフライ級王者・寺山日葵(18=TEAM TEPPEN)は47.6kgで両者計量クリアー。

 MIOは昨年7月のGirls S-cup48kg世界トーナメント決勝戦でイリアーナ・ヴァレンティーノに敗れ準優勝。9月の山口遥花戦で勝利して以降は、姉貴分のRENAの影響を受けてABEMAのレギュラー番組『格闘代理戦争』でMMA(総合格闘技)にチャレンジし、2勝1敗の戦績を残してSBのリングに帰って来る。MMAの試合&練習を経験して、MIOがどう変わったかに注目だ。

「今年も開幕戦に出場できて嬉しく思います。SBと自身に勢いをつけるために、明日は頑張ります」と意気込み、寺山に関しては「試合会場で会ったことがありますが、MISAKI選手が負けてしまったのでその借りを返したいと思います」とコメント。「身長が高くて蹴りが得意」と分析しつつ「自分が戦ってきたのは身長の高い選手ばっかりだったので問題ない」と自身ありげに語る。

 その後のインタビューでは「格闘代理戦争が終わって気持ち的に意欲が上がりました。体力、パンチなど全ての面でレベルアップしたと思います」と自信をのぞかせ「他団体の王者とも今まで何戦か戦ってきたので、その経験を生かして落ち着いて戦いたいと思います。欲を言えば倒したい」と控えめなKO宣言。

対戦相手の寺山も計量クリアー

 2019年は「今年のMIOは違うぞ、というところをファンの皆さんに見てほしいですし(世界トーナメント決勝で敗戦を喫した)イリアーナへのリベンジを果たすために試合を沢山こなしていきたいです」と更なる活躍を誓った。

 対する寺山はジュニア時代から、数々のアマチュア大会で好成績を重ね、2016年に高校生でプロデビュー。ハイキックと前蹴りを始めとする蹴り技を得意とし、デビューから6戦無敗だったが、2017年9月のJ-GIRLSミニフライ級王座決定戦でMIOのライバルでもあるMISAKIに敗れ初黒星。しかし、昨年11月に再戦で勝利し、J-GIRLSのベルトを獲得した。

 MIOに関しては「試合が決まるまでは、別次元というか雲の上の存在でしたが、決まったからには勝ちたいです」と勝利宣言し、MIOとは「何回か試合会場で会ったことがあったのですがオーラがあって可愛いなと思います」という印象を持ったようだ。

 格闘代理戦争を見ていたという寺山は「MIO選手のパンチは速くて強いので、もらったら痛いと思います。だから自分の距離で戦いたいです」とMIO得意のパンチを警戒しつつ、自分のペースで試合を進めると話した。

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