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【NJKF】王者・琢磨が初防衛戦、挑戦者の葵「死んでも獲る」

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2019/02/20(水)UP

「KNOCK OUTにNJKFのエースとして出たい」と目標を掲げる琢磨

 2月24日(日)に開催される『NJKF 2019 1st』(東京・後楽園ホール)では、WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者・琢磨(東京町田金子)が初防衛戦を行う。

 INNOVATIONの同級王者・葵拳士郎(マイウェイジム)を挑戦者に迎える。

 2017年2月にNJKFフェザー級王座に就いた。11月にはINNOVATIONフェザー級王者・浅川大立を下し、WBCムエタイ王座を獲得した。
 パンチを武器とし、昨年9月にはNJKFスーパーフェザー級1位・澤田曜祐をボディブローで悶絶TKOに破っている。
 

右ボディブローでKO勝ちした琢磨(左)

 葵との対戦については「“激闘以上の激闘”を魅せます」とし、「今回の試合は自分がエースになる、大事な一戦です。最高の試合をして興奮と感動を思いっきり味わっていきます!」と熱く意気込んだ。

 対する葵は空手仕込みの蹴りを武器とし、17年にINNOVATION王者に輝いた。
 しかし昨年4月には新日本キックフェザー級1位の高橋亨汰と対戦で痛い失神KO負けを経験している。
 葵はその試合を振り返り「2分近くも気を失っていました。一歩間違えれば死んでいたかもしれません。そして何より応援してくれた方々の悲しい顔を見てしまい、自分はなんて情けないことをしたんだろうと思いました。そんな人たちの為にも“何もしないで終わる試合は二度としない”と誓いました」と敗戦で意識が変わったと告白。

バックブローでダウンを奪った葵

 7月にはINNOVATIONの防衛に成功したが「“いつ死んでもいい” “この試合で引退しても後悔しない”という意気込みで」臨んだ結果だったという。

 王者・琢磨の印象を葵は「何でもできて上手い選手だと思います。過去に何度か試合を見たことがありますが、どの試合も上手いなーって思います」と評価。

「チャンピオンになってプレッシャーは大きくなった」と語る葵だが「自分に少しでもプレッシャーを掛けていった方がいつも力が出ます。守りに入るのではなく、“死んでもベルトを獲る”覚悟で挑みます」と決死の覚悟で挑む。

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●編集部オススメ

・琢磨がダウン奪い、WBCムエタイ日本統一王者に(ページ下部)

・葵拳士郎、元山との激闘制し初防衛に成功

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