【ボクシング】競技人口増に意欲、花形進氏が東日本ボクシング協会長に就任
東日本ボクシング協会は28日13時から東京・水道橋の後楽園ホール横にある展示会場で2019年定例総会を開き、その中で花形進氏が、4月1日から同協会に就任することが正式決定。慣例として日本プロボクシング協会の会長も兼任となる。
会議終了後の記者会見で花形氏は「もう10年間、協会の仕事に携わっていなかったのでまだ戸惑っているが、役員の意見を聞きながら多数決を重んじ、明るく楽しいボクシング界を目指していきたい」と理想を語った。
花形氏は元WBA世界フライ級王者。会見後の雑談でも、ライバルだった伝説のボクサー、大場政夫(故人)とのエピソードを語るなど、この世代のスターだった人物だ。日本史上13人目の世界王者だったが、偶然にも日本プロボクシング協会でも第13代となる。
花形氏は選手引退後に、横浜市内で花形ボクシングジムを創設し、近年はその新規会員希望者の減少を顕著に感じてきた。
「人口の減少などや娯楽の多様化を理由にせず、今のボクシングジムが求められているニーズを理解し、再びボクシング競技人口が増えることを目指していきたい」と語り、その一環として、3月31日まで協会長を務める渡辺均会長が発足した準公式試合『1stBOX』や小中学生を対象とした公式戦の『ジュニアチャンピオンズリーグ』、それ以前の大橋秀行会長時代から始まった『エアボクシング(シャドーボクシングで勝敗を競うイベント)』も重宝していきたいと話した。
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