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【K-1】野杁正明、タイトル戦の久保・城戸に「まあ待っとけよ」

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2019/02/28(木)UP

どの技でも「当たれば倒れる」と言う野杁

 3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催の『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K’FESTA.2』に出場する、第2代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級王者・野杁正明(25=K -1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が2月28日(木)所属ジムにて公開練習を行った。

 野杁は今年1月にK-1 GYM EBISUからKRESTへ移籍した。「(以前は)スパーは一切やってなくて、本当1年ぶりくらい」とのこと。
「去年の3月(大和)哲也君とやった時、KRESTさんで(卜部)功也君らとスパーリングさせてもらってたんですけど、それ以降多分一回もしてない。その時に雰囲気が良くて、仲間でありライバルでもあり皆で切磋琢磨できる環境に惹かれたんです」と移籍の理由も語る。

ひょうひょうとした表情で強打を放つ

 公開練習では渡辺代表の持つミットに、しなやかなパンチ・蹴りを繰り出す。すっかり息も合っているようだ。

「練習ばかりで、過去最高のコンディション」と言う野杁。今回はKrushスーパー・ウェルター級王者ジョーダン・ピケオー(28=オランダ)とウェルター級戦で(3分3R・延長1R)対戦する。
 野杁はスーパー・ライト級からウェルター級へ階級を上げたが、2戦目で強敵との対決となる。

 しかし「パワーはあるんじゃないかなと思ってるんですけど、当日やってみないとそればかりは分からない」と気負いは無い様子。
 対策は「ミットやスパーの中で、多少なりとも」と言いつつも「ここ最近は対策を練っていなくて。相手がどうこうより自分のスキルレベルが上がれば全然通用すると思ってたので、そんなむちゃくちゃ昔みたいに研究はしてないですね」とマイペースだ。

「テーマは、倒すこと。細かいことは特になくて”倒して勝つ”それだけです。どの技でも倒せるようには、ずっと昔から練習しているので。去年も4戦して4KOしているけれどいろいろな技でKOしている。当たれば倒せる技を持っているので、流れの中で決めようかな」と、自身の攻撃力に絶対の自信を持つ。
 
 本大会ではウェルター級のタイトルマッチとして、王者・久保優太vs挑戦者・城戸康裕が組まれているが「タイトルマッチより僕たちの試合のほうが絶対注目されていると思いますし、ウェルターではチャンピオンの久保選手よりピケオーのほうが強いかなと思っているので」と自分たちが主役だと言うかのよう。

「このタイミングでタイトルマッチをやって、久保選手に挑戦してチャンピオンになったところで、次の挑戦者は絶対ピケオーだと思う。先にピケオーを倒しておけば、誰も文句は言わない。ピケオーを倒して、次、チャンピオンがどっちになるか分からないけれど、まあ待っとけよって感じですね」と、一足先に強敵を片付けておき、戴冠に王手をかけると意気込んだ。

 この先の展望については「減量がきつくなって階級を上げることを視野に入れた時、K-1で一番盛り上がっていた70kgを目指したいという気持ちがあった」と、旧K-1MAXの階級を目指したいとする。

「70kg(スーパー・ウェルター級)の王座は、返上しちゃったけれどアラゾフが持っていた。誰が見ても強いじゃないですか、日本人がバタバタ倒されていますし。それこそピケオーだって倒されている。アラゾフとは同じ年で、フランスでの試合で2回とも控え室まで同じだった。縁があるような気がするので、日本のK-1でやってみたい」と前王者チンギス・アラゾフへの思いを語った。

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