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【K-1】篠原悠人「倒す力は僕が上」大沢をKO宣言

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2019/03/01(金)UP

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切れのあるミット打ちを披露した篠原

 3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K’FESTA.2』で、大沢文也(27=TANG TANG FIGHT CLUB)と対戦する第6代Krushスーパー・ライト級王者の篠原悠人(20=DURGA)が大阪にて公開練習を行った。

  篠原は昨年8月のKrushで第5代王者・中澤純を破って王座を獲得。その後12月のK-1ライト級世界最強決定トーナメント一回戦で、優勝候補と目されたゴンナパー・ウィラサクレックに秒殺KO勝利。続く準決勝でも林健太をパンチで追い込むも、逆転KO負けを喫した。トーナメント後、SNS上で大沢からの対戦を呼びかけられ、篠原もそれを快諾。このやりとりがきっかけで今回のライト級テクニシャン対決が実現した。

  公開練習で篠原は軽めのシャドーボクシングから、多くのK-1ファイターを育ててきた湊谷コーチを相手に3分1Rの多彩なコンビネーションミットを披露し「減量は前回よりも簡単に行っているし、動きも良い」と充実ぶりをアピール。改めて大沢の印象を「結構ベテランで昔から活躍している選手なので試合運びも上手いし、ライト級に階級を上げてからのほうが調子が良いイメージ」と語った。

  さらに「大沢選手はどちらかと言うと削っていくタイプで、僕の方がKOするパワーはあると思う。大沢選手も技術はあるけれど、ここぞという時に倒す力は僕の方が上。カウンターの取り合いでも自分の方が仕留める一発を持っている」と分析する。

  また篠原は新しいスタイルを模索中のようで「オーソドックスでもサウスポーでもいけるような新しい戦い方を考えている。大沢選手がオーソドックス・サウスポーどちらに構えても、その時々で僕も構えを変えられるのが一番いい」とあらゆる状況を想定して対策を立てている。

  大沢は「この試合はメンタル弱い同士の戦いで、今回は自分らしくなく打ち合う」など心理戦をしかけている感もあるが、篠原は「僕もメンタル強い方やないんで」と受け流し「今回は次につながる試合やと思うんで、何が何でも勝ちたいです」と勝利に意欲的。

 「前回のトーナメントのような打ち合いになると、五分五分の勝負になって強いも弱いも関係なくなる。そういう面でも前回は自分が甘かった。今回は100%勝ちに行くし、今回も打ち合うと思うんですけど、五分五分の打ち合いはしない。打ち合いの中でも常に冷静さは保ってしっかり技術を見せた上で、KOで勝ちたい」とKO宣言。

 同大会で、王者・卜部功也vs挑戦者・林健太のライト級のタイトルマッチも行われるが「卜部選手と戦いたかったので、今回もしっかり勝って今年中にタイトルマッチにつなげたい」とベルト挑戦への思いも語った。

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