【RISE】那須川天心と世界トーナメント1回戦で激突するローマ「素晴らしさを見せつける」
優勝賞金1000万円のRISE世界トーナメント『RISE WORLD SERIES 2019』が、3月10日(日)東京・大田区総合体育館にていよいよ開幕する。
今大会で行われる-58kg世界トーナメントの1回戦で、RISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)と対戦するWKN世界ムエタイ58kg級王者フェデリコ・ローマ(33=アルゼンチン)のコメントが主催者を通じて届いた。
幸せな家庭で何不自由なく育ったというローマは「テニスを10年、サッカ-を数年、そして水泳も8年やったよ。格闘技は空手を皮切りにボクシングも。でもボクシングは自分に合っている気がしなかったので、19歳の時にキックボクシングに転向したんだ。その後現在のコーチのクリスティアンと出会い、道が開けた。もう彼との付き合いは14年になる。キックを始めた頃は、こんなに活躍できるようになるとは夢にも思っていなかった」と、様々なスポーツを経験してキックボクシングにたどり着いた。
「アマチュアの大会では少なくとも30回は優勝していると思う。プロデビュー戦はウルグアイでやってKO勝ち。通算戦績は68戦62勝(30KO)5敗1分。これまでにWKNムエタイ&K-1ルールの世界58kg級王座、WKN南米王座など、7~8つのタイトルを獲得している」
選手としての夢を聞かれると「RISEのチャンピオンに輝くことだ。だから今回RISEの世界トーナメントに出場できるというニュースを聞いた時には信じられなかった」と、以前からRISEが目標だったという。
1回戦で対戦する那須川については「光栄なことだ。同じアルゼンチンのイグナシオが天心と戦った時には(セコンドとして)イグナシオの傍らに立って応援していたので天心のことはよく覚えている。ちょうど天心と戦う時、イグナシオは父親の健康上の問題と直面していた時期と重なっていたので全力を出し切ることが出来なかったんだよ。天心はとても強くスピードのあるファイターだ。倒すのが簡単だとは思っていないけれど、戦っていく中で弱点は見えてくると信じている」と、戦いの中で弱点を探るとする。
2017年11月に那須川と対戦したイグナシオ(那須川が3RでKO勝ち)とは同門であり、「僕とイグナシオが所属するジムにとってはリベンジ戦ともいえる」と言うが、「ただ、誰かのために戦うというより自分がどこまで出来るのかを試したい」とあくまでも自分と那須川との戦いだとした。
そして「アルゼンチンファイターの魅力を世界に届ける、絶好の機会だと思う。この一戦のために私は他に負けないほどハードな練習を積み重ねている。天心戦でアルゼンチンファイターの素晴らしさを見せつけ、その勢いで優勝したい。そしてRISEの会場でアルゼンチン国旗を高々と掲げたい。それはアルゼンチン人にとって大きな誇りになる。天心、リングで会おうぜ、本物のチャンピオンはリングで決まる」と、国も背負って那須川に挑むと語った。
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