【K-1】城戸康裕、王者・久保を「八方塞がり」で攻略する
3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~』に出場する、第2代K-1 WORLD GPスーパーウェルター級王座決定トーナメント準優勝・城戸康裕(36=谷山ジム)が3月1日(金)都内にて公開練習を行った。
城戸は初代K-1 WORLD GPウェルター級王者・久保優太(31=K-1ジム五反田チームキングス)の持つ王座に挑戦する。
公開練習ではミット打ちなどを行わず、おそらく将棋師であろうコスチュームに身を包み、仮想・久保相手に将棋を打つ城戸。
「全然うまくいかないです。攻められています。この本を見ながらやってるんですけど」と悩ましい表情を浮かべる。その本は将棋の参考書かと思われたが、記者からの「その本は何ですか」と言う質問に城戸が「久保君の(投資の)本じゃないか」というツッコミを入れて笑いをとった。
城戸劇場を終えて本題へ。減量は相変わらずきつそうな様子だが「3日後からファスティング(断食)を始める予定で体重がめちゃめちゃ落ちます。しかも体に良くて調子が良いです」と上手く前日計量までに仕上げる予定だという。久保については「テクニシャン。だからそんなに上手くはいかないと思います。ただ、億稼いでるからいいでしょ(笑)。なんとか(ベルトを)お譲りいただきたい」と城戸らしいコメント。
三日月蹴りが得意な久保だが「今回は将棋のように『八方塞がり』を狙っています。僕には『三日月殺し』(相手が三日月蹴りを繰り出してきたところにヒジでブロックする)があるので」と昔から得意だった技で攻略するといい、「でもそう言うと久保君は蹴ってくると思います。そこを捕まえてやりますよ」と自信ありげに語る。
先日久保が公開練習で「2000%塩試合になる」というコメントを寄せていたが「(塩試合に)なるでしょうね(笑)。2人ともアウトボクサーなので。派手な熱い試合とかは武尊に任せておいて、昭和ファイターの2人は『わびさび』の“わび”くらいでいいかな」と相変わらずの城戸節をさく裂させる。
同大会で行われるピケオーvs野杁が今後のウェルター級タイトル争いにおいて重要となってくるが「面白いですね。凄く見たいです。でも野杁君は強いですからやりたくないですね」と笑う。チンギス・アラゾフのベルト返上によって70kgのトーナメントも予想されるが「野杁君とやるくらいなら、70kgに戻るのはアリ」とあくまで野杁との対戦は避ける方向だ。
最後に「今回かなり気合いの入った煽り映像を作りました。大人もですけど子供にうけると思います。3月10日さいたまスーパーアリーナお楽しみに」とファンにメッセージを送った。
●編集部オススメ
・「僕は世界一になりたいわけじゃない」城戸康裕が目指していることとは
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