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【RISE】梅野源治「RISEルールでも強いことを見せる」中国強豪撃破に自信

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2019/03/08(金)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

激闘が期待される、梅野(左)vsル・ジュン(右)

 3月10日(日)東京・大田区総合体育館にて開催される『RISE WORLD SERIES 2019 1st Round』で、元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・梅野源治(30=PHOENIX)が-61kg世界トーナメント1回戦に臨む。

 日本ムエタイ界の至宝である梅野は、得意のヒジ打ちと首相撲を封印してのキックボクシングルールに過去3度挑んだことがある。一度目は2012年10月のK-1 GLOBAL主催大会で現RISEライト級王者チャンヒョン・リーにダウンを奪われて判定負け(タイ人以外では唯一の負け)、二度目は2013年1月にRISEでキム・スンヨルにKO勝ち、三度目は同年3月にリーとの再戦で判定勝ちした。

 1回戦の相手は『EM LEGEND』や『武林風』などの中国キックボクシングイベントで数々のタイトルを獲得しているル・ジュン(23=中国)。

 今回の参戦の理由は「単純に強い選手が集まっているから。3月というタイミングも良かった」と強豪揃いの世界トーナメントに胸を弾ませ「『ヒジや首相撲がないルールだったら、梅野は弱いんじゃないか』という人もいる。そういう人を黙らせるために、丁度いい」とルールに関係なく強いことを身を持って証明するという。

 RISEルールに関しては「(2012年のチャンヒョン・リーとの初対決での敗北は)変に盛り上がる試合をしようと思い、闘志が空回りしてしまった。ノーガードでパンチを打ってやられている。そのあと、RISEに出た時には普通にムエタイスタイルで戦って圧勝している。だからRISEだからといって、一気にスタイルを変えるのはよくないと思いました」と経験を生かして戦うつもり。。

 ムエタイの5Rマッチではなく、延長ありの3Rマッチなので「序盤に一回でもダウンを奪われたら、逆転が難しい。5Rあればまた状況は変わってくると思いますけど、より逆転はしづらいルールだと思いますね。一度のミスが命取りになる」と分析。

梅野の電撃参戦に驚きの声が上がった

 対戦相手のル・ジュンは「強いですよ。タイのトップ選手にも勝っている。パンチは速いし、蹴ることもできる。RISEルールだったら強い」と言いつつも、「僕は相手によってスタイルを変えていくので、最も勝ちやすいスタイルを選択して戦っている。相手がテクニシャンならば、ローをいっぱい打つでしょう」と攻略に自信を覗かせる。

「思っているほど、ル・ジュンはガンガンくるタイプではない。一気にパッと入ってバンバン打って、スッと下がるような戦法が得意」と評し、「僕はじわじわとプレッシャーをかけながら下がらせたところで重い攻撃を入れる。そんな感じで倒せたらいいと思います」と静かにKO宣言した。

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