【K-1】K-1 vsムエタイの王者対決、武尊「勝ってK-1最強を証明する」
3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~』の公開計量&記者会見が9日(土)都内で13:00より行なわれた。
日本vs世界・7対7の対決の最後に登場し、メインイベントを飾るK-1スーパーフェザー級王者・武尊(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は59㎏とリミットちょうど。対するラジャダムナンスタジアム認定フェザー級王者・ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー(27=タイ)は58.9㎏で共に計量をパス。
対戦相手について武尊は「今回の対戦相手は前々から戦いたかった。格闘技を始めた頃は雲の上の上の上のような存在」とムエタイの最高峰であるラジャ王者の強さを認める。ムエタイの強さに近づくため、10年ほど前にはタイへ修行へ渡ったこともある武尊。当時、ラジャダムナンスタジアムでの試合を経験し、敗北していることに触れ、「その時は負けたけど、今回は10年越しのリベンジ」と意気込みを語った。対するヨーキッサダーは「体の調子は100%。あとは戦うだけです」と言葉少なにコメント。
K-1の絶対王者として君臨する武尊と、ムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアムフェザー級王者のヨーキッサダー。チャンピオン同士の対決であることについてヨーキッサダーは「私はムエタイ代表としてここに来た。私はラジャ王者で武尊はK-1王者。明日の試合は楽しくなる」とコメント。
これに対して武尊は「今回は僕個人の試合というだけでなく日本vs世界、K-1 vsムエタイと、国やジャンルを背負った戦い。僕が勝つことはK-1最強の証明に繋がる。K-1は立ち技世界最強を決める団体として立ち上がった。K-1を引っ張ってきた僕は最強でなればいけないので絶対に勝ちます」とK-1を背負う絶対王者としての強い覚悟を語った。
記者から「相手より優っていると思う部分は」という質問が飛ぶと武尊は「テクニックやパワーは戦ってみないとどちらが上か分からないけど」とした上で、「気持ちの強さは絶対負けない。格闘技に一番大事なのは気持ち、これまで世界の色んな選手と戦ってたが気持ちで勝ってきた。明日は絶対に負けない」と答えた。
対してヨーキッサダーは「ムエタイには長い歴史がある。色んな選手と戦ってきたがこれまでKOされたことはない。僕の方が強い選手です」と自信をうかがわせる。150戦のキャリアを誇りながらこれまで一度もKO負けがないというヨーキッサダー、K-1のリングでどのような戦いを見せるのか。
会見後、ABEMAのインタビューに応じた武尊は「人生の中でも大一番だと思う。去年の『K’FESTA』以上の盛り上がりにするためにも僕が勝って締めないといけない」と再び決意のコメント。
日本vs世界、そしてK-1 vsムエタイ。国と団体の威信を背負った、絶対に負けられない頂上対決を制すのは一体どちらか。
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