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【K-1】卜部功也、兄弟で同時K-1王者に「僕は兄を信じている」

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2019/03/09(土)UP

間違いなく激闘になるであろう卜部(左)vs林(右)

 3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K’FESTA.2』の公開計量&記者会見が、9日(土)都内にて13:00より行われた。

 第6試合のK-1ライト級タイトルマッチに出場する、王者・卜部功也(28=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と挑戦者・林健太は(24=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG)は共にリミットジャストの62.5kgで計量1発クリアー。

 林は2013年にプロデビューすると、切れのあるパンチを武器にKOを重ね注目を集める。昨年12月のK-1大阪大会でライト級世界最強決定トーナメントに出場。一回戦でニコラス・ギャフィーを下すと、準決勝で篠原悠人、決勝で大沢文也をKOし、見事にトーナメント制覇。トーナメント優勝者としてタイトル挑戦が決まった。

挑戦者の林は計量クリアー

「18歳の頃から手合わせしてきたので、功也君の強さを1番知っている。正直タイトルマッチが決まった時ビビッてる訳ではないんですけど、強すぎるなと思っていた。でも、練習して幾たびそんな気持ちは1ミリもなくなって、明日は自分がどれだけやれるかが楽しみです」と意気揚々と語る林。

 ベルトに対する思いは人一倍強いようで「人生でベルトを賭けて、戦えるチャンスは二度と来ないかもしれない。このチャンスを必ず生かして、世界チャンピオンという肩書きを持って自分の周りの人と喜びたいですね」と胸を弾ませる。

卜部はファイティングポーズを取らずに計量を行った

 対する卜部は、並外れた防御テクニックから“アンタッチャブル”の異名を持つ。新生K-1旗揚げからスーパー・フェザー級で活躍し、初代王者に輝いた。その後ライト級に転向し、初代王座決定トーナメントでは1回戦で敗退したが、昨年3月の「K’FESTA.1」で王者ウェイ・ルイを左ストレートでKOし、ライト級王座に就いた。同年12月のライト級世界最強決定トーナメントに出場予定だったが負傷で欠場し、今回林の挑戦を受けることになった。

 決戦を控えて「試合が9カ月ぶりで、(昨年)怪我はしたが、その時より今の自分の方が強い自信があります。明日は本当に最高のパフォーマンスをするだけです。ピークは追い込み時期じゃなくて、明日です。楽しみにしていてください」と王者らしく自身はベストな状態だと宣言。

 初防衛戦となるが「ただ最強になりたいだけ。誰にも負けないくらい最強になりたいだけです」とこの一戦は最強を目指す道の途中だと語った。

 兄の弘嵩も同大会でK-1フェザー級タイトルに挑戦するため兄弟同時王者がかかった試合に、「兄の練習はいつも見ているので、これ以上僕から言うことはない。やることやれば勝てると思っています。僕は(兄を)信じているので、やはり言葉でいうこともない。今は僕の試合に集中します」と静かに兄の勝利を願っていた。


 

 

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