【K-1】城戸康裕「70kgに戻ってもいいかな」王者・久保に勝利しベルト返上か
3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K’FESTA.2』の公開計量&記者会見が、9日(土)都内にて13:00より行われた。
第12試合のK-1ウェルター級タイトルマッチに出場する、王者・久保優太(31=K-1ジム五反田チームキングス)は67.3kg、対する挑戦者・城戸康裕(36=谷山ジム)は67.5kgのリミットちょうどで共に計量1発クリアー。
城戸は2017年11月からウェルター級に転向し、初戦では木村“フィリップ”ミノルに敗北を喫するも、2018年はイッサム・チャディッド、マサロ・グランダー、ジョナサン・トゥフと海外の強豪相手に3連勝。今回念願のベルトへの挑戦権を得た。
緊迫した雰囲気の中、「たくさん飲んで、6kgか7kgくらい増えましたね。かなりいい感じじゃないですかね。いやいや、(乱闘を)やってよ。やってほしい。ああゆうの欲しいので。久保君はやらないもんね。さっき(乱闘)やる?と言って仕掛けたんですけど」と相変わらずの城戸劇場を展開。
さらに続けて「かなり調子はいいですね。自分は最年長と言っていたが、加藤選手と同い年なんですよ。もうちょっと早く生まれてくれないかな」と加藤に向かって言うと、そこにカリミアンが乱入し「もう(城戸は)お家に帰ったほうがいいんじゃないですか(笑)」と突っ込み、場内には笑いが起きた。結局意気込みに関しては「頑張ります」の一言のみだった。
今後は「-70kgベルトが返上されたので、そろそろ戻ろうかと思って(笑)。言っちゃいますけど、奴(前-70kg王者チンギス・アラゾフ)とはやりたくないです。彼がいなくなったら戻ろうか。僕は50歳を越えても現役であることに憧れている。長く(格闘技を)やるには67.5kgはきついので、ウェルター級ラストマッチになりそう」と今後のビジョンも明らかにした。
対する久保は、デビュー後順調にキャリアを重ね-65kgで国内外のタイトルを獲得。K-1での活躍も期待されたが、減量苦もありなかなか結果が出せない日々が続いた。しかし、-67.5kgのウェルター級のベルトが作られ、2017年9月の初代ウェルター級王座決定トーナメントを制して同級王座に就いた。2018年3月には初防衛に成功したが、交通事故のアクシデントもって約1年ぶりの試合となる。
「計量が終わって何も考えてなかった。明日は妻のサラちゃんが日本にいるみたいでTVで応援してくれるみたいで、かっこいいところを見せようかな。サラちゃんは城戸選手のことは知らない(笑)」とこちらも独特の語り口。
試合に関しては「塩試合になるって言ってたが、城戸選手の試合を分析してもあまり、激しい試合が思い浮かばない。お客さんがトイレ休憩に行けるような試合をして、メインの武尊につないでいけたら」と控えめなコメント。
毎年恒例の投資イベントを、この試合のためにキャンセルしてきたという久保。「それだけ気合いが入っているので頑張ります」とまたも独特な発言で締めた。
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