【K-1】卜部弘嵩「2階級制覇を達成する」王座獲りへ
3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K’FESTA.2』の公開計量&記者会見が、9日(土)都内にて13:00より行われた。
第11試合のフェザー級タイトルマッチに出場し、初防衛戦を行うK-1 WORLD GPフェザー級王者・村越優汰(24=湘南格闘クラブ)は57.3kg。対する、第2代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・卜部弘嵩(29=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)はリミットジャストの57.5kgで両者計量クリアー。
村越は、必殺の三日月蹴りを武器に国内トップファイターを次々と撃破。RISEでもチャンピオンに輝いた。2017年にK-1電撃参戦を果たし、2018年6月の第2代K-1フェザー級王座決定トーナメントでは優勝。悲願のチャンピオンベルトを巻いた。しかし、王者としての初戦で、アレックス・リーバスにまさかの敗戦を喫して、今回が真価の問われる1戦となった。
前日の村越のSNSにはかなり体を絞った様子がアップされていたが「計量をクリアーして、リカバリーもしっかりして明日に備えたいです。やれることはやってきたのでそれを出します」と短くコメント。
ベルトが懸かった試合に「卜部選手は2階級制覇を狙っているので、そこは阻止しないといけないと思っている。今までやってきたことの全部を出せるように頑張ります」とこの1戦に賭ける思いは強い。
対する卜部は、同大会のライト級タイトルマッチに出場する功也の兄。K-1旗揚げ当初から、-60kgを代表するファイターとして君臨。兄弟対決を制して第2代王者に輝いた。しかし、初防衛戦に敗れて王座を失い、昨年3月「K’FESTA.1」でも敗戦。引退も考えたというが、弟からの後押しも受け、フェザー級に転向。そこから一気に調子を上げ、芦澤竜誠を撃破。今回自身もラストチャンスと語るタイトルマッチに挑む。
「今はリラックスしていて、穏やかな気持ちです。明日になって、リングに上がれば面白い、良い試合が出来ると思います。3人目となる2階級制覇は達成したいと思っています」と偉業を成し遂げると宣言。
兄弟に関する質問が飛んだが「功也については、いつも心配することはなくて今回は(林健太)健太も後輩だし、2人で思いっきりやってもらえれば。あとは僕次第で、最後は武尊に繋げられたら。KRESTで勝って終われたらハッピーだと思います」と兄だけではなく仲間についてもコメントしていた。
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