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【RISE】裕樹、リーとの再戦に「脚を折るつもりでローを蹴り続ける」

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2019/03/10(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

裕樹(左)とリー(右)は再戦となる

 3月10日(日)東京・大田区総合体育館で開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2019 1st Round』の前日計量&記者会見が、9日(土)都内にて正午より行われた。

 今大会から開幕の-61kg級世界トーナメントに出場する8名が勢ぞろい。しかし、元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・梅野源治(30=PHOENIX)と元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の大雅(22=TRY HARD GYM)がまさかの計量オーバー。

 梅野は1回目の計量で150グラムオーバー、2回目の計量でもわずかに50グラムオーバーし、約1時間半後の3度目の計量にて60.95kgでようやくパス。大雅は1回目が200グラムオーバーとなり、同じく約1時間半後の2度目の計量にて61.0kgジャストでパスした。そのため両者とも減量で会見は欠席となり、会見は6名で行われた。

 このことに憤りを見せたのは、RISE史上唯一の3階級制覇を成し遂げ“ミスターRISE”の称号を持つベテランの裕樹(36=ANCHOR GYM)だった。大きな注目を集めて参戦する梅野と大雅よりも試合順が後のセミファイナルに抜擢されたことについて聞かれた裕樹は、「それはチャンヒョンの強さもありだと思うので、僕だけの評価じゃない。でもひとつ言えるのは残念です。これだけ素晴らしい大会なのに、日本人が計量をクリアー出来ていないのは。この会見にも出ていない。非常に残念。そういう意味ではセミで当然。プロなら一発でクリアーしろと思います」と苦言を呈した。

リーは下着を脱いでギリギリでのクリアー

 今回のトーナメントに引退を懸けて臨む覚悟の裕樹は「61kgトーナメントに出られることを誇りに思います。1年半前に戦ったリーと戦えて(2017年7月に対戦してリーがKO勝ち)嬉しいです。戦い方も似ているし、とてつもないパンチとキックを持ったファイターなので、集中して挑んでいかないといけない。彼は僕のことをリスペクトしていると言ってくれるので光栄です。ただ、明日は勝たないといけないですが、勝つ前にミスターRISEとしてRISEを体現する試合をします。僕は最後まで前へ出続けます」との決意を語る。

 対するリーは「明日はエキサイティングでパワフルなファイトになる。裕樹のことは尊敬しているし、彼の試合をたくさん見ている。彼の動きや戦い方を熟知しているので勝つ自信がある。KOします」と、リスペクトの気持ちを持ってKOで返り討ちにすると話した。

 裕樹の代名詞であり、あのロッタンにもダメージを与えた“鬼のローキック”については「裕樹のローが非常に強いのは知っている。私自身、ジム総出で対策をしてきました。激しいトレーニングをしてきたのでダメージも計算済み。問題ない」と、ジム全体で対策を練って来たという。

 それを聞いて裕樹は「リーがロー対策をしてきているのは当然やと思う。その壁を打ち破ってこそ、世界に通じるローだと証明できる。明日はリーの太い脚を折るくらいのつもりで3分3Rか4R(延長戦)蹴り続けたい」と、対策ごとローでへし折ると言い放った。

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