【RISE】キックの王子様・白鳥大珠、打ち合いを宣言
3月10日(日)東京・大田区総合体育館で開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2019 1st Round』の前日計量&記者会見が、9日(土)都内にて正午より行われた。
今大会から開幕の-61kg級世界トーナメントに出場する8名が勢ぞろい。しかし、元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・梅野源治(30=PHOENIX)と元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の大雅(22=TRY HARD GYM)がまさかの計量オーバー。そのため両者とも減量で会見は欠席となり、会見は6名で行われた。
1回戦で大雅と対戦するラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者セクサン・オー・クワンムアン(30=タイ)は、「今回十分な練習をしてきました。勝つ自信があります。楽しい試合をしたいと思います。応援してください。相手は強いと思うが私には自信があるし、中国での試合経験もあるので大丈夫だと思います」と、静かな口調ながらも勝利を確信したコメント。
「タイと比べると寒いので減量で難しいことがありました」と、日本の寒さが強敵だったようだが計量は60.30kgで一発クリアーしている。
日本のキックボクシングファンからは優勝候補と目されており、そのことが伝えられると「日本のファンが、私がチャンピオンになると思ってくれるのは嬉しい。ただし試合のスタイルがムエタイとは違うのでどうなるかは分からない。誰にでも勝つか負けるかのどちらかが待っている。勝つためにベストを尽くします」と、謙虚に答えた。
梅野と1回戦で対戦する中国のキックボクシングイベントEM LEGEND-65kg王者ル・ジュン(23=中国)は、「初めてRISEに参戦させていただいて光栄です。梅野選手はムエタイにおいては日本の至宝と呼ばれる大物なので敬意を払っていますが、リング上では自分の拳と蹴りで実力を証明したい。ムエタイの先輩に対して自分も進化していくことを皆さんの前で証明します」と語った。
ボクシングからキックボクシングにカムバックしてから無敗を誇るRISEライト級王者・白鳥大珠(23=TEAM TEPPEN)は、「2月3日に秀樹選手と争ったタイトルマッチで、内容は複雑ではありますが(秀樹の負傷によるTKO勝ち)結果、新チャンピオンになることが出来ました。秀樹選手の想いも背負って明日は戦おうと思います。王者第一戦がヤバい選手しかいないトーナメントだと思っているので、その中で戦えるのが光栄です」とあいさつ。
1回戦のヘクター・サンチアゴ(ブラジル)戦については、「アグレッシブでいいファイターだと思います。明日は綺麗に戦おうと思わず、打ち合打ち合っちゃおうかなと思っているのでお楽しみに」と、今までの華麗なテクニックで戦うのではなく打ち合いを予告した。
対するサンチアゴは「たくさん練習して万全な準備をして来てました。相手は強い選手なので私も綺麗な戦いではなく、殴り合いに参加したい」と、白鳥に同調して打ち合うことを宣言した。
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